一人と食事と女性
今、一人で食べていること孤食というものに関して言いたくなったことがありました。
一人で、買い物をしていて、食事をすることに偏見の眼差しでものを言われたことがあります。
「凄い。そこにいて一人で食べれるの。」
という、子どもがいました。
子どもにとっては、何気ない一言でした。
こういう人もいるのに、なんでこうなったのかなとわからなかったと同時に涙したことがあります。
しかし、こういった場面は、大人になればなるほどあるものです。大体、普通に現場の人や、事務作業をしている人でも、一人で食べることはよくあります。
中年の男の人は何も言われないのに、女性が一人で食事をすることはなぜいけないのかと不思議に思いました。
女性も今では、ラーメン屋に入ろうが、牛丼屋に入ろうが、カウンターで一人でいても文句を言われなくなっては来ています。ひと昔前は、カウンターで食事をする女性は珍しいものと言われていました。
また、一人での食事ということに抵抗を示す人もいました。
その人に言われたことは、
「食事というのは、職場の人たちと仲良くは食べないのか。」
でした。
その言葉を発した人に対し、にらみつけたくなりました。
実は、その人は、淋しいのかと不安に思われてしまったそうです。外のベンチでおにぎり弁当を食べているときで、何でも淋しいという感じに見えてしまったそうです。
いつも絶えず人といるときばかりではない状況は沢山あるはずです。それなのに、その一言が刺さり嫌な雰囲気になることがありました。
そこで、一人でいることは罪なのかとわからないことが沢山ありました。自分の交友関係を見ていても、暇な人はだれ一人もいませんし、成人になって社会人になっているので、呼べるわけでもなかったです。
一人で食事をすることに間違いがあるのかと悩むことは沢山ありました。自分のことで、悪いなんて言われたくないなと思うこともありました。
昔、論文を書いた時に共食について、小学生、中学生、高校生、社会人で、家族との共食できているかを調べたときは、
小学生が一番多く、それから先は、少なくなり、社会人ともなれば、半分にも満たないことが多かったです。
人と食事をするのは、嫌いではないのですが、一人になることも世の中にはあるので、孤食になってしまうのは、悪いことのようにとらえられる環境はいつになったら偏見の眼差しで見られなくなるのかなと、悩み、考えました。
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