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ブランドとは、心のやりとり。【sato流 戦略実行講座㉙】

 ブランドとは何かというご質問が非常に多いです。ブランドはお客様の心の中に宿るので目に見えないため、つかみどころがないと思っている人も多いと思います。

 そもそもメーカー側(あるいはサービス提供側)は商品やサービスをつくる前に、お客様に喜んでもらうにはどうしたらよいか?という想い(=心)から商品設計をしていきます。コンセプトですね。また、どんな想い(=心)でこの商品やサービスをつくったのかということをパッケージデザインや広告を通してお客様に伝えます。

 すなわち、お客様は商品やサービス、パッケージや広告から五感で感じ取って提供側の「心」を受け取っているわけです。


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こうやって一貫した「心」を受け取っていくことによって、お客様の心の中に特別な存在としてそのブランドが宿っていくのです。

提供側も、お客様の大切な「お金」という物質的なモノを通じて、お客様が自分たちの想いや考えを受け入れてくれたという「心」を頂くのです。売れるとうれしいですよね。それは、心を頂いているからです。

ですから、単なるモノとお金との交換ではない心の要素が入ってブランドとなるのです。

そのように見てみると、ブランディングは今すぐにできますよね。心を込めることから始めればよいのですから。


なお、もう少し目に見えるブランドについての物理的手続きに関しては、【sato流マーケ講座Ⅱ➀】

や、この記事が含まれているマガジンの「sato流マーケ講座Ⅱ【ブランド編】」にまとめていますので、そちらをご参考ください。


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