ポッキー　チョコミント【商品分析⑲】

スーパーでひときわさわやかなパッケージで目立っていたポッキーのチョコミント（2021年5月11日発売）を買ってみました。

バランスの良いさわやかな美味しさでした。また食べたくなるお味です。ポッキーとしても違和感なく、ずいぶん前からあったような感じです。

ポッキーは調べると1966年から発売しているそうです。次々と新アイテムや季節限定品を発売して進化を続けています。本当に凄いですね。

いろいろなアイテム展開をされていますが、ざっとまとめると、

➀汎用品⇔高級品
➁味バリエーション
➂プレッツエル部分を太くしたり細くしたり
➃歯触りや触感
➄地域限定
⑥海外展開
⑦デパートへ販路拡大
など。

ありとあらゆる切り口から展開をしていることがわかります。

ずいぶん前に老舗のお菓子メーカーさんのコンサルをさせて頂いたとき、ポッキーの話になりました。

まずプリッツが出てきたとき、このお菓子メーカーさんの見方は、「あんなの、ぽきぽき折れてクレームになるに違いない。やめておくに越したことはない。」

また、ポッキーが出てきたとき、「あんなの、チョコがくっ付いてクレームになるに違いない。やめておくに越したことはない。」と保守的に見ていたそうです。

実際、最初のころはその通りだったのですが、それを克服して完成度の高い商品にされました。

何ごともチャレンジ精神で、課題を頑張って克服していったところが天下をとるのですね。

最初はうまくいかなくても癇癪を起さずに、地道に努力する大切さを改めて学びました。