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頭の理解を利用して行動を促すコミュニケーション【sato流 戦略実行講座Ⅱ㊸】

sato流 戦略実行講座Ⅱ㊷では、相手の心に伝わるコミュニケーションのお話をしました。

事実の羅列よりも感情のほうが相手の心の中に入りやすく、興味を持ってもらえやすくなります。

そして、頭の理解も促すようにすると、説得力あるコミュニケーションとなり、行動をコントロールすることができるようになります。

頭の理解というのは、「なぜそうなのか?」という部分を説明することです。


たとえば、お店でリサイクル活動としてアルミ缶のみを回収したいとした場合、

単に、

「当店は、リサイクル活動を行っており、アルミ缶のみを回収しますので、ご協力をお願いします。」

というだけでは、アルミ缶以外にペットボトルや他の資源ごみも持ってくるお客様がいるのです。

この場合、お客様の頭の中は、

「リサイクルなら、アルミ缶以外にペットボトルも役に立つから持っていこう!」

となるのです。

そこで、なぜアルミ缶のみを回収するのか、という説明を入れるとお客様の頭の中で理解が進み、アルミ缶だけを持ってきてもらえるようになるのです。

たとえば、

「当店提携のアルミ缶再生工場でリサイクルをしますので、アルミ缶のみを回収します。」

とすると、この先どうなるのかがわかって、アルミ缶のみが持ち込まれるようになります。

という具合に、頭で理解する部分の情報を提供すると望む行動をとってもらえるようになります。



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