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左脳?右脳?。どちらでもない!【sato流 戦略実行講座Ⅲ➁】

マーケターやリーダーは、問題解決と創造という思考ワークをしますが、その際、「左脳と右脳をうまく使い分けるにはどうすれば良いでしょうか?」というご質問を頂くことがあります。

なんとなく、問題解決のときは「左脳」で、新しいものを生み出す創造のときは「右脳」という感覚がありますが、実際にワークをしていて、自分観察をしていますと、どちらでもないことに気づきます。

どちらも「先にインスピレーション」があり、そして「立体思考で組み立てる」という感じですと、バランス感覚に優れた良い答えが見つかることが多いものです。

まずはじめに、情報の整理をします。(きっとこの情報整理することを左脳の働きと思っている人が多いのかもしれません。)

そして、その解決方法や良い製品アイデア・事業アイデアについて意識を集中すると、頭の中にふと浮かび上がるものがあります。これを核にして、立体思考で、何度も反芻しながら組み立てていく感じです。

この核になるインスピレーションは、何かヒントになるものを見たり聞いたりして、脳に刺激を与えると湧きやすくなります。

何も浮かばないときというのは、「早く答えを出さないと。」と、集中力が散漫になっていたり、「他の人はどう思うかな?」と他人軸で物事を考えているときです。

「いま、ここ」の集中力を高める努力をし、良い仕事につなげたいものです。


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