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【人間関係の悩み】自分が判断する土俵にいないと受け入れる勇気も時には必要


あなたが今できていることも最初からできたわけじゃない

EやGから始まる某アニメのように、あなたと全身の神経が繋がっている機械を動かして「さぁ歩いてみてください」と言われたら、おそらく多くの方が最初はまともに立つこともできないのではないでしょうか。

それを普段考えもなしに当たり前にやれているのは、赤ちゃんの頃に受け身を取ることなく何度も泣いたり、大人にサポートしてもらって感覚を掴むことで、そのタイミング、そのバランスが正しく歩けるんだと体で覚えているからに他なりません。

では、大人になってからはどうでしょうか。
人間関係や職場、人によっては転職や異動などで全く違う業務を始める方も少なくないと思います。
そんな時、子供のように無防備に失敗しまくって体や感覚で覚えていては、職場の人間関係や金銭的な損失などを理由に継続することは難しいでしょう。
おそらく、学校の先輩、職場の前任者しかり、自分より先に知っている方に聞くことになると思います。

大人になって気付かずにやってしまっていること

例えば簡単な例を出すと、ホッチキスの留め方を「左上隅に横向きに1つ」と言われたとしましょう。
ここで、わたしたちが大人になって成長してから学ぶときの弊害が実はあります。それは「これまでそうしてきたから」という経験則です。

どういうことかというと、例えばあなたの前の職場では「上辺3か所に2つずつ」というやり方だったとしましょう。
つい寝不足で、無意識に前のやり方をしてしまって、上司はカンカン!!
前の職場でそうだったので…なんて言っても、何もフォローになりません。

もしくは、前のやり方の方がガッチリ止まって広がることがないんだ!
と言っても、よほどの信頼関係や変える事のメリットがないと難しい場合もあります。
逆に使う針が6回から1回になるから、経費も抑えられるじゃないかと論破される、いや、そこまで相手してもらえるかもわかりません。

うまく行く人の特徴

そこでうまくいく人の特徴は、前職がどうであろうと、その上司の口をむしろ留めてやりたいと思っていようと(笑)、ただ言われた通りやってみれる人だと思います。
気分や感情を横に置いて、シンプルに成功体験を積み重ねることで、こういう留め方をすると資料を見るときに捲りやすいのかと気付けたり、当たり前に資料作成ができることで仕事内容に集中して自分の作業や上司との相談ができることにも繋がります。

もしかしたらいま10代20代の人にはイメージしにくい例えだったり、簡単すぎる作業の例かもしれないですが、ご自身の業務に置き換えたときに大なり小なり反発したり、自分のやり方を押し付けたり、不貞腐れてフラストレーションを溜めている場面はないでしょうか。

何かを始めるときには変化はつきものと知りながら、わたしたちはどちらかというと変化を嫌う傾向があるようです。
また、時には本当に理不尽なこともときにはあるかもしれませんが、その上司が同様のやり方で社長に対してバリバリプレゼンをしている姿を見せられたら、どうでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!
本記事を読んで、仕事やプライベートでうまく噛み合わなくて困っている方が、自分と相手の関係性を俯瞰して見たり、それによって伝え方を変えて解決が早まることに繋がれば幸いです。

最後に

万が一結果も理屈も伴わず、上下関係だけで変えられないことに耐えきれない場合、一度勇気を出して、飛び越えた上司や先輩に相談してみましょう。
その上で納得できないなら無理に留まる必要もないですが、あなたの思っている以上に解決することも多いかも。。

個人的な経験としては、自己肯定感が低かったり、自己評価が適正じゃない(低すぎる、高すぎる)と人とぶつかってしまう事が多い気がします。
経験や実績で養われるものですが、評価を横に置いて真正面から見つめてくれる人からアドバイスをもらったり、自分のことを自分で認めてあげられたら良いですね。

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井上聡/フリーランスエンジニア
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