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わたしの好きなポルトガル語④:トロ!(toró)

こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。

トロは中トロ コハダ アジ(ヘイ・ラッシャイ)
アナゴ 甘エビ しめサバ スズキ(ヘイ・ラッシャイ)
ホタテ アワビに 赤貝 ミル貝(ヘイ・ラッシャイ)
カツオ カンパチ ウニ イクラ(ヘイ・ラッシャイ)
ここのスシ屋は 日本一
スシ食いねェ スシ食いねェ スシ食いねェ!
アガリ アガリ アガリ ガリ ガリ ガリ

歌えた方に勝手に親近感をいだいています。
この順で食べてみようと思った方にはさらに。
(と言いつつ、まだこの順で食べたことがないのですが)
シブがき隊の「スシ食いねェ!」からでした。
本編とは関係ないです。すみません。

ブラジルのサンパウロでは、土砂降りの雨というか、
まさにバケツをひっくり返したような雨に何度か遭遇しました。
車の後部座席から2つのワイパーが必死のパッチで左右に動いているのが見えるのですが、
それでも前がよく見えず、自分だったら絶対に運転できないと思いましたし、
同乗しているのもこっそり怖くなるほどでした。

すると、わたしの不安を敏感に感じとってくださったのか、
滞在先のお父さんが、「さちこ、トロ!(toró)だ、わははははっ」と
豪快に笑いながらおっしゃいました。
「???」と目を白黒させていると、このような土砂降りの雨のことを言うのだと
教えてくれました。
なるほどと、
真似をして雨を指差しながら「トロ!(toró)」と言うと、車内が大爆笑。

滞在先に戻り、心配してくださったお母さんに
「トロ!(toró)だった」と笑いながら告げると、微妙な表情に。

お母さんのその表情を見て、お父さんの方を見ると、イタズラそうな顔。
どうやらトロ!(toró)って、いわゆるスラングのような位置付けの言葉らしいのです。

それでも、わたしの中には小学男子の要素もあるのか、
皆が爆笑してくれるので、「トロ!(toró)」を時々使ってしまうのでした。

※お読みくださり、ありがとうございました。

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