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リモートワークで充分なのでしょうか?_私の考え

コロナ禍を契機に一気にリモートワークが普及しました。
今や、「出社が必要」などと言っていると、「とんだ時代遅れ野郎だ」とレッテルを張られそうな勢いです(笑)。
でも、本当にリモートワークで充分なのでしょうか?
少し、私の考えを整理してみました。

1. タスクをこなすだけであれば、リモートワークで充分
2. だが、人を育てるためには、出社も必要ではないか?
3. バーチャル観光では、私は満足できない

1. タスクをこなすだけであれば、リモートワークで充分
まず、会社が徹底したJOB型で、仕事は、基本的にタスクをこなすことであると割り切っているのであれば、リモートワークでも充分だと思います。
外資系の会社などは、基本、そんな感じですよね。入社しても1日も会社に行かず、教育もコミュニケーションも人事評価も、全てオンラインで完結していたりします。
このような会社は、そもそも、多国籍に展開しているため、上司と部下が異なる国にいたりするので、現実的に対面が難しいという状況がありました。

2. だが、人を育てるためには、出社も必要ではないか?
では、通常の日本の企業ではどうでしょうか?
外資系同様に、徹底したJOB型で、仕事はタスクをこなすことであると割り切れる企業は、全てリモートワークでも充分だと思います。
しかし、そのような形態をとれるのは、優秀な人材を集めることができるトップクラスの企業だけではないでしょうか。
2番手以降の企業が、トップクラスの企業を競り合っていくためには、社員の成長が欠かせないと私は思います。
社員の成長を考えた場合、全てをJOB型で事業を回すことは難しく、やはり、出社・対面が必要になるのではないかと思うのです。

3. バーチャル旅行では、私は満足できない
ある意味、リモートワークはバーチャル旅行みたいなものだと思うのです。
タスクをこなすだけなら、観光地の景色をみるだけなら、リモートワークでも、バーチャル観光でも良いと思いますが、私は、それでは満足できません。
旅は、荷物のパッキングから始まり、現地でのトラブルなどがあってこそ、旅の醍醐味を味わえると私は思うのです。
出社して、偶然、エレベーターで合った同僚との雑談の中で、ビジネスのアイデアが閃いたりするような、そんな環境の中でこそ、人は成長し、楽しめるのではないか、そんな風に、私は考えています。


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