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ジャーナリング(書く瞑想)

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私、ヴィパッサナー瞑想の実践者がジャーナリング(書く瞑想)について書いた記事をまとめました。
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#認知行動療法

ジャーナリング(書く瞑想)のやり方|効果|私のジャーナリング体験|ジャーナリング講座

プロフィール名前:永井 陽一朗 私はマインドフルネスの源流であるヴィパッサナー瞑想の実践者です。約2年間ジャーナリングを続けてきました。ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為です。マインドフルネスで言う「無意識の意識化」が起き、自己理解を深めることが出来ます。 ジャーナリングについて 「ジャーナリング」とは自分の頭に浮かんできた思考を紙に書き出すことで、 可視化し、客観視する為の手段で、「書く瞑想」とも呼ばれています。 ジャーナリングのやり方紙とペンを用意します。頭に

ジャーナリングと認知行動療法|ジャーナリングで明らかになった自動思考、スキーマ、絶対的信念

認知行動療法の本を2冊くらい読みました。まずは、私なりにちょっと認知行動療法を紹介します。 自然と頭に浮かんでくる思考のことを自動思考と呼びます。また、思考の癖のことをスキーマと呼びます。スキーマがたくさん明らかになると、その根っこにあるネガティブな思い込みが明らかになります。このネガティブな思い込みのことを絶対的信念と呼びます。認知行動療法では、ネガティブな自動思考に検討を加え、現実に適応した前向きな思考を考え、その思考が出来るようにします。この前向きな思考を適応的思考と

ジャーナリングと認知行動療法|ジャーナリングはすごい!

思考を紙に書き出すことで、思考が文字となり、可視化(見える化)される。可視化された文字を読むことで客観視出来る。自分の思考と距離を取ることができる。これだけでもすごいのに、そこには自分では気づかない無意識的に行なっている思考も書き出されるので、無意識の意識化が起こることがある。無意識的に行なっている思考が可視化されることで、その思考を意識しすることが出来る。その思考が日常の中で、しょっちゅう繰り返している思考だったりすると、「いつもの思考パターン」であることが分かる。 認知行

ジャーナリングの習慣化

私はジャーナリング(書く瞑想)を習慣にしている。 毎日、紙に思考を書き付け、自分の心を見つめている。 ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為だ。 自分では気づかない無意識の領域。それを意識化する。無意識の意識化。自覚していない自分の心に自覚的になる。自分の心をありのままに見る。ヴィパッサナー瞑想で言う心随観と言っていいかもしれない。 まさに書く瞑想だ。 私はジャーナリングによって、いくつかの思考の癖が明らかになった。それらの思考の癖は、根っこの深い部分で繋がっていた。 ネ