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感謝と縁起 思いを馳せると、私の心が癒される

日々の生活にストレスを感じているとしたら、日常の中に「感謝の視点」を持つと楽になります。
感謝はお手軽にできる、癒しです。

感謝をしながら人を憎んだり、じぶんを傷つけることはできません。

感謝をすると、心の中が温かくなります。
自然とやさしい気持ちに満たされます。

感謝は気づくもの

良かった出来事にしか、感謝できないのではなく、残念だった出来事、記憶に残らない当たり前の中にも、感謝できる側面が必ずあります。

それに気づけるかどうか。

敢えて感謝で日常を切り取る。
感謝の瞑想は日常に埋もれた感謝に気づける力「感謝筋」のトレーニングにもなります。

縁起を想像する

昨日のTO-JIBAでは、感謝の瞑想に「縁起」の視点をプラスしておこないました。

縁起とは、仏教のことばです。

全ては「空」であり、絶対性はなく、物事は関係性によって一時的な現象として、そう在らしめている、ということを「縁起」といいます。

「空」に関しては、以前noteに書きました。

上があるから、下がある。
独立して「上」だけで存在することはできません。

やってきた出来事の「縁起」に想いを馳せると、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

縁起を想うと世界が変わる

この世界とは、あなた自身が見える世界。
あなたが捉えたように世界があります。

それが、縁起を想うとそれらが変化します。

例えば…
今朝、私はりんごを食べました。
りんごは、手軽に手に入るフルーツ。
何も考えずに「いつものりんご」を食べることもできます。

この「りんご」の縁起は?

私が朝、りんごを食べられたのは、お歳暮でいただいたから。
贈ってくれた方のおかげ。
感謝です。

さらに追っていくと、それだけではありません。

届けてくれた宅急便の方、取り次いだお店、りんご農家、土の中の微生物、太陽、雨、風…

無数の縁起があり、私が「りんご」を食べることができました。

そのりんごが私の栄養となり、身体の一部を作っています。

ひとつひとつの縁起に自然と感謝の気持ちが湧きます。

縁起を想う前と後では、「りんご」の存在、意味が変わります。

想像力

縁起を想うには、想像力や知識が必要です。
携わる人や、どんなストーリーがあって、いろんな想いを受け取り、そして私に起きたのか?

縁起を想うと、当たり前などなく、たくさんの縁起を経て起きる全ての出来事に「有難い」という感謝の気持ちが湧きます。

あなたが今、感謝できることは何ですか?
感謝は身体と心に良いですよ。

どうぞ良い週末をお過ごしください。

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自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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