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Hispasatが3GPPに加入し、5Gエコシステムへの衛星の統合へ

Hispasatは「3GPP」に参加し、開発中の5Gエコシステムへの衛星の統合に取り組むことが決まりました。3GPPは3Gから4G、そして5Gまで複数のモバイル標準を開発してきました。

Hispasat・・・南北30.0度および西61.0度の軌道位置から南北アメリカ、ヨーロッパ、北アフリカをカバーするスペインの多数の通信衛星の運営会社。 1989年に設立され、その活動には、商業および政府部門における通信サービスの提供が含まれる。
3GPP・・・W-CDMAとGSM発展形ネットワークを基本とする第三世代携帯電話 システムおよびそれに続く第3.9世代移動通信システムに対応するLTEや、第4世代移動通信システムに対応するLTE-Advanced、さらに次の世代である第5世代移動通信システムの仕様の検討・作成を行う標準化プロジェクト団体。

3GPPはアジア、ヨーロッパ、北米の7つの電気通信標準開発機関である、The Association of Radio Industries and Businesses (ARIB) 、The Alliance for Telecommunications Industry Solutions (ATIS) 、China Communications Standards Association (CCSA) 、The European Telecommunications Standards Institute (ETSI) 、Telecommunications Standards Development Society (TSDI) 、Telecommunications Technology Association (TTA) 、Telecommunication Technology Committee (TTC) が参加しています。

「5Gアプリケーションは、それぞれの状況に応じた技術要件とコスト効率の観点から、最適な技術プラットフォームで動作するようにする必要があります。そうでなければ、それは財政資源とアーキテクチャの複雑さの不必要な増加を引き起こすことにつながります。」と、Hispasatのイノベーション担当者であるJoséLuis Serrano氏は述べました。「衛星分野では、あらゆる場所のあらゆるユーザーに最適なソリューションを提供するために、長年さまざまな分野で取り組んできました。5Gエコシステムに衛星を完全に統合することは、既に私たちの主要なイノベーションの1つであり、私たちは5G技術がその目的を達成するための鍵になると信じています。」とSerrano氏は締めくくりました。

【原文へ】” Hispasat Joins 3GPP to Work on 5G Satellite Integration " © 2020 Access Intelligence

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