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アストロスケール社が宇宙軍の資金で燃料補給ミッションAPS-Rを計画

アストロスケールUSは、米宇宙軍から一部資金提供を受けている次期衛星給油ミッションの新情報を公開しました。この宇宙船はAPS-R(Astroscale Prototype Servicer for Refueling)と呼ばれ、2026年までに納入される予定です。

宇宙軍は2023年9月にアストロスケールに2550万ドルの契約を与えました。この契約は、宇宙開発部隊のスペース・エンタープライズ・コンソーシアム(SpEC)と共同で、スペース・システムズ・コマンドの宇宙へのアクセス保証(AATS)部門が授与しました。アストロスケールU.S.は競争的プロセスで選ばれました。

アストロスケールは、アストロスケールUSとそのパートナーおよびサプライヤーチームから約1,200万ドルを拠出すると述べています。アストロスケールUSは、ミッション用のAPS-Rバスの製造にサウスウエスト研究所(SwRI)を選択しました。

APS-Rは標準的なESPAクラスの衛星として設計され、静止軌道(GEO)で複数の燃料補給ミッションを実施します。このミッションについて、アストロスケールは、クライアントが中断することなく運用を継続できるように、ヒドラジンを運び、クライアントの宇宙船に移送すると述べています。

「空中給油の出現は、航空機ミッションの期間と距離の方程式を完全に変えました。宇宙産業も同じような燃料主導の技術革命が起ころうとしています。軌道上サービスにおけるこの技術革新は、最終的に軌道上の衛星の航続距離と機動性を拡大し、USSFが運用資産でより多くのことを行えるようにするでしょう。」とアストロスケールUSの社長兼マネージング・ディレクターのロン・ロペス氏は語りました。

【原文へ】Astroscale Plans Refueling Mission APS-R With Space Force Funding

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