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2021年にOHBグループ専用ミッションを立ち上げるRocket Lab

Rocket Labは、欧州の宇宙技術企業OHB Groupと、エレクトロンロケットの専用打ち上げ契約を結びました。ミッションでは、OHBの顧客のために通信衛星を打ち上げます。6ヶ月後の2021年初頭にニュージーランドのマキア半島にあるRocket Lab Launch Complex 1から打ち上げられる予定です。

Rocket Lab・・・アメリカのロサンゼルスを拠点とする航空宇宙企業。子会社の事務所はニュージーランドのオークランドを拠点とする。
OHB・・・欧州の多国籍技術企業。ドイツのブレーメンに本社を置く同社は、宇宙システムと航空宇宙+工業製品の2つの事業部門で構成される。
エレクトロンロケット・・・アメリカとニュージーランドの企業であるRocket Labが開発した人工衛星打ち上げ用の小型液体燃料ロケットである。地球低軌道に180kgのペイロードを投入した実績を有し、1回の打ち上げ費用は500万米ドル未満にする予定である。

今回の打ち上げは、OHBグループのOHBコスモスインターナショナルローンチサービスGmbHより調達しました。これはRocket LabとOHBの間の最初の打ち上げ契約です。

Rocket Labによると、2021この打ち上げでニュージーランドのLaunch Complex 1とバージニアのLaunch Complex 2での打ち上げを2週間ごとに予約しているといいます。

Rocket Lab社のピーター・ベック最高経営責任者は、OHB社のために迅速なターンアラウンド、専用の小型衛星打ち上げを実現できることに興奮していると述べました。「このようなミッションでは、小型衛星オペレーターを運転席に座らせて、打ち上げスケジュールや軌道を自分たちの都合に合わせて制御できるようにした。」

【原文へ】" Rocket Lab to Launch Dedicated Mission for OHB Group in 2021 " © 2020 Access Intelligence

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