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「やらなければならないこと」からの解放-いよいよ休学スタート

明日で、休学前最後の病院実習が終わる。

年が明けてからというもの、毎日が本当にめまぐるしく過ぎていったように思う。
1月には12科目の卒業試験があり、それが終わるとすぐにまた実習が始まった。
朝5時台に起きて、その合間を縫って掛け持ちでアルバイトやインターン、実習の課題をこなしていく。
いつも目の前には「やらなければならないこと」がある状態だった。

アルバイト自体は、自分の休学費用や会いたい人に会う費用を捻出するためという目的がはっきりしているため辛いわけではないが、息をつく余裕もないような毎日を過ごしているとふとした瞬間に
あれ、なんで自分はこんなに頑張っているんだっけ…?
と考えてしまって、しばらく何も手につかなくなってしまうこともあった。

(これからの自分が必要になるであろう)お金を稼ぐことにとらわれすぎていて、本当は今の自分のために本とかちょっといいおつまみとか買いたかったし、もっとぼーっとする時間も欲しかったのに、
自分の中にある「今これがしたい」という欲求を無視してバイトを詰め込んでいたからか、いつの間にか心が荒んでいたんじゃないかと思う。

あとまあ単純に寝不足もあると思う。睡眠大事。

とはいえ、現状では自分が動かなければ稼げるわけでもなく。
今の自分の欲求をおろそかにしすぎずに、将来の自分も困らないようなバランスを見つけていきたいと痛感した。

また、ここ最近思ったのは、
忙しすぎると思考停止になる」ということ。

「考える」ことは思った以上に体力を使う。
ここでいう体力はフィジカルなものだけではなくて、忍耐力/想像力/状況把握力とかメンタル面の体力も含めて。

日々に忙殺されているうちに毎日が流れ作業になり、無意識のうちに考える(脳のリソースを消費する)ことを避けるようになる。

そうなると、脳が省エネモードになり、実習やインターン先で「なぜ〇〇だと思ったの?」と問われても何も浮かんでこず(もちろん勉強不足なところも多分にある)、空いた時間も無為にYouTubeを見るようなコンテンツの消費しかできず、そんな自分が嫌になる…といった負のループにはまりかけてしまった。

しかし忙しすぎるのは良くないと自覚しつつも、これからの日々もまた違った意味で忙しくなりそうな予感がする。

明後日からは大学のプログラムで海外臨床実習で2週間タイへ行き、興味分野のリハビリ科を見学する。
そして帰国した4日後からは島根に行き、隠岐諸島で島暮らしが始まる。

これからの春休み・休学期間は、私にとって「やらなければならないこと」は実質何もない1年になるだろう。

しっかり目標を設定して達成していくことももちろん大切だとは思うが、

「こうあるべき」はなにもないので、この1年はいろいろな環境に身を置いて自分がどう感じるのかを実験していきたいし、自分の「こうしたい」になるべく沿っていけるような1年を過ごしたいと思う。

ちなみに今は渡航に向けてリハビリの英単語やタイの医療制度などについて調べている。
自主的に興味を持ってできる追われない勉強は楽しい~~


そんなところですかね~。
読んでくださってありがとうございました。
またタイでの実習についても書きます!

Photo:大学に行くモノレールからの風景🚝


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