甥っ子が新社会人になったら。
「創作を学びあうサークル」5日目。
今日のお題は「新社会人の甥っ子にアドバイスをするなら」というもの。
私には一人だけ、いおりくんという甥っ子がいる。今はまだ、小学生だけれど、彼も遠くないいつの日か、社会人になる日がくる。
その日にむけて、彼を想い、手紙をかいてみよう。
伊織くんへ
新社会人おめでとう!
先に社会人を経験しているわたしから、困ったときのお守りになればな、と想像して、3つのアドバイスを送ります。
まあ、なんでも楽しんで思いっきり取り組んでください。そして行き詰ったらいつでも話を聞くからLINEくださいな。
1、感謝する
社会はつながっている。
これから取り組む仕事も、社会のつながりのなかで生まれているものだ。そして仕事は一人ではできない。かならず誰かと連携する必要がある。
一生懸命取り組んだ仕事を批判されたとしても、怒らず、その批判はより良い仕事に完成させるための、本気のアドバイスだと受け取って、改善し再度取り組んでほしい。そのアドバイスに感謝してみてほしい。
仕事に関わる、会社、人々、お客さん、すべてにとにかく感謝の気持ちをわすれないでほしい。
2、一生懸命取り組み、疲れたらしっかり休む。
お金を頂いてプロとして取り組む仕事は、とにかく全力を注いで取り組んでほしい。そうすれば、自分自身のスキルや経験値も上がるし、お金以上に周りの人たちからの、お金には替えられない「信頼」や「安心感」を得ることができる。どうでやるなら、というやつだ。
そして、疲れたら無理せずしっかりと遠慮なく休むこと。休むことで頭や体に余白がうまれ、また元気な笑顔やアイディアが浮かぶものだ。
3、その仕事は社会にとって意義あるものかを問い、先輩や社会の当たり前は一旦尊重したうえで、疑うこともいとわない。叶うなら議論してみる。
きっかけはどうであれ、その仕事を続けていくうえで、問いつづけてほしいことがある。「その仕事は社会にとって意義あるものか?」ということを、だ。
考えることをやめないことだ。先輩や社会が当たり前だと言ってくることが、その時代に正しいことかは分からない。安易に受け入れることなく、自分の心身にとって、そして社会全体にとって正しいことなのかを疑ってみること。
もちろん長くその仕事に携わってこられた方たちのこれまでの経験を尊重することは大切だ。そのうえで、疑ってみたり、話し合ってみることを勇気をもってやってほしい。
さいごに
とにかくなんでもやってみること。経験することの価値は、お金には換算できないし、今すぐでなくても、長い人生のどこかでじわじわとその経験の価値が効いてくることが、必ずある。
スティーブ・ジョブスのスピーチを最後に送ります。
https://www.kakiokosi.com/share/business/87
サポートありがとうございます!これからもつながっていきましょう!