さっちゃん

先日、「自称・白老(地元)の歌姫)」から、ようやく「白老町が生んだ歌姫」と言われました。自称卒業です🎓 北海道函館市の古民家「みなも荘」で歌いたいと言い出し、2022年の夏を函館の「みなも荘」で過ごしました。 今は、谷地頭町「きらく荘」に住んでいます。

さっちゃん

先日、「自称・白老(地元)の歌姫)」から、ようやく「白老町が生んだ歌姫」と言われました。自称卒業です🎓 北海道函館市の古民家「みなも荘」で歌いたいと言い出し、2022年の夏を函館の「みなも荘」で過ごしました。 今は、谷地頭町「きらく荘」に住んでいます。

最近の記事

【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜おまけ 食生活

●イギリスの外食は高い! 7章で紹介した通り、イギリスの外食は税金が20%もかかっているため普通の味・ボリュームの割に高いのです。それでも、食事は友人との大切な時間。思い出の外食たちを一挙羅列しちゃいます! 見ての通り、普通に美味しそうですよね。これでも1回の食事に2400円〜はかかるので、1ヶ月に1-2回の外食で十分贅沢でした。しかし、食事は1日に3回。他の時間はもちろん、自炊です。 ●イギリスで、自炊を楽しむ でも、自炊しながら楽しむ術を私は覚えました。まず、買

    • 【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜8章 アジアとイギリスを音楽で結ぶ

      ●東西が、融合する オックスフォード・ブルックス大学に設置された和室。静まり返った会場に着物を着た私のハミングが響き渡る。そして、定家が厳選した百人一首の、「秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ…」(天智天皇)、「春すぎて夏来にけらし白妙の…」(持統天皇)を彼女が詩吟で唄う、珍しい光景。 続いて、しんとした間があったかと思うと中国の伝統楽器・古琴の独特の音が荘厳に奏でられた。中国出身のイーサンによる、友を懐かしむ歌「忆王孙」(秦少游)と「寒夜」(杜耒)がメドレーでの演奏だ。 それが

      • 【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜7章 イギリスからフランスに旅する

        ● お正月はフランスへ さて、9月から12月まで勉学に勤しんだ私は、その間にある計画を立てていました。クリスマスから約1ヶ月程度ある冬休みの時間の使い方です。ちょうど、日本での大学生活で知り合ったご夫妻がフランスにいらっしゃるとのことで12日間ホームステイしてきました! ● イギリスからフランスに渡る イギリスは島国ですから、海を渡らないとフランスが位置するヨーロッパには行けません。そこで私が取った手段は高速バス「Flexi Bus」。かの有名なEuro Starという特

        • 【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜6章 イギリスでの健康管理と寮

          ●発熱は、けちんぼから。 まずは、下の写真をご覧ください。 実は、私はイギリスに到着して約1週間布団なしで生活しました。理由は、事前に頼みたくなかったからです。留学前にオンラインで部屋に布団セットや一人暮らしセットを注文しておけるサービスはあったのですが、種類があまりありませんでした。色にこだわりが強く、せっかく購入するならあとで…とケチってしまった私。寮のお部屋に到着してから「なんとかなるか」と思い、持っていったヨガマットとスカーフを代わりに使用したところ、3日目で発

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ。〜5章 放課後は、有意義に。

          ● 剣道部に入った 実は、幼少期に地元で剣道を嗜んでいた筆者。家族の事情で日本を離れ、3年後帰ってきた頃には既に剣道クラブは無くなっていました。それ以来、もう一度剣道をしたいと願っていたところ、まさかのイギリスで「剣道部」を発見!!この機会を逃したらもう剣道に触れることはできないかもしれない…!と思い切って入部しました。 オックスフォードには、州にチームがいくつかあり、大学では学生がボランティアで教えながら他チームの練習に参加する、というような形で技術向上を目指します。

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ。〜5章 放課後は、有意義に。

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜4章 音楽で仲間ができる

          ●音楽と留学は、相性がいい!? 私には、今まで高校1〜2年生の1年間にカナダのホームステイをしながら現地の高校に通う機会がありました。そのときにも音楽でかけがえのない仲間ができ、言葉が通じなくても一緒に音を楽しめる「音楽」という文化交流に非常に感謝しています。 今回のイギリス留学では、前回のカナダ留学から少しパワーアップし、バンドを組みライブを企画する挑戦を3回ほどすることができました!きっかけは、イギリスに着いて一番初めに参加したJapanese Societyのカラ

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜4章 音楽で仲間ができる

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜3章 生活と学業

          ●1日のルーティン イギリスでは1学期に基本4-5つの教科を取ることができ、1講義の時間は2-3時間です。日本より楽勝じゃん!と思いきや、その課題の量は1日に4-5時間は机に向かわないと最終的には終わりません。 私は1学期目に、学習のルーティーンを掴むのに非常に苦労しました。大体の1日の基本的な流れとして、 7時 起床 9時 授業(ない場合は自主学習) 12時 お昼(自炊) 13時 授業(ない場合は自習) 16時 放課後(自習もしくは友人との時間) 18時 夕ご飯(自炊

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜3章 生活と学業

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜2章 大学のなかみにワクワク

          オックスフォード・ブルックスのキャンパスで私が魅力を感じた一部をご紹介します。こんなに広いキャンパスで、毎日勉強できたことは私の学生生活の中でも幸せなひとときでした。 ●お気に入りスポット ●図書館 メインキャンパスの2-4階を全て占めるのは図書館です。また、ほとんどの資料は電子化され、学生は大学HPから好きなだけ論文にアクセスできます。論文を探すお手伝いをしてくれるプロもLIBRARY HELPZONEに数名配置されていたり、アカデミック・ライティングのコーディネータ

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜2章 大学のなかみにワクワク

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜1章 オックスフォードへようこそ!

          2023年9月〜2024年3月までのイギリス(オックスフォード・ブルックス大学)留学を報告していきます! ● イギリスの学業都市、オックスフォード オックスフォード(Oxford Shire)は、ヨーロッパ中世の雰囲気が建造物に残る人口約15万人の都市です。 オックスフォードは海に面していませんが、周囲の都市を結ぶ位置にあることから毛織物など交易品の市場の要所として発達しました(オックスフォード博物館で筆者が得た情報より)。 世界でも有名なオックスフォード大学は、その中

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜1章 オックスフォードへようこそ!

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜はじめに イギリスに留学したわけ。

          ●第一希望じゃなかった 高校在学時にカナダに1年間ホームステイして以来、私の「留学したい欲」は5年にわたって燃え上がっていました。親に「大学にいるうちに留学しておきなさい。就職してからの支援は難しい。」と言われていた私は、教育大学入学時からなんとしてでも長期留学に行きたかったのです。 当時の希望は、再度のカナダ留学。教育大学唯一の提携校で、函館市の姉妹都市にあるセント・メリーズ大学を志していました。しかしながら、IELTSのスコアが1.0不足しており、第二希望のイギリス

          【連載】小さな世界地図、イギリスに学ぶ〜はじめに イギリスに留学したわけ。

          自立できない若者を、自立してない私が育てるのか

          痛い、痛すぎるよ。 私たちの世代が「人とうまくやっていけない」認定されてるのはどうしてか。 “義理人情や共同体意識によって結び付けられていた個人は ばらばらに解体されたまま、 新たに人々を結びつける価値観や社会的責任感といったものを依然持たないままなのである“ __本文209ページ …10年前。私が肌で感じていた違和感。これだった。10年経ってしまったけど、この本にある言葉のもつ力は変わってない。 極めつけは “多様性において、教育学部は一つの限界” _

          自立できない若者を、自立してない私が育てるのか

          バル街が終わって

          2023年5月20日、函館で久しぶりに開催されたバル街が幕を閉じました。私自身、なんだかんだで初めてわらじ荘でマイクを持って歌っていて、初めてわらじ荘で歌った時の自分と変わったような、変わっていないような そんな気持ちです。 写真たち文字にしようと思うと、感情的ぽいのですが。でも写真で振り返るのがフラットですき。だから私は、いっぱい写真を撮ります。 バル街の準備は、新しいメンバーで住み始める「荘」にとっても、今後荘に関わる方たちにとっても大事な「はじめのいーっぽ!」のつも

          バル街が終わって

          さよなら、「みんなの」みなも荘

          「みんなの」みなも荘とは 私は、昨年に「みなも荘」を動かすときから、よく「みんなのみなも荘」と口にしていました。それをY君はとても気持ち悪がっていて(笑)。 みなも荘で唯一(?)まともに出来上がった「みなものがたり」の歌詞について批評会をしたときも、訝しげな反応を示して「校歌みたいだな」とつぶやいてました。 _しばらく意味は、わかってなかったです。 でも、やっと展示会準備に取り掛かって「私が言い出したことですから」と言えるようになって初めて …と、そっとみなも荘を「みん

          さよなら、「みんなの」みなも荘

          みなも荘を卒業した私のゆくえ

          今後、私はどうなっていくと思う? 卒業というのも変ですが、みなも荘時代の自分が過ぎ去っても、ということでタイトルをつけました。 どうでしょう。 変わらずに歌っている、と思います。 小学生の頃、大人になった自分を想像しては って不安で、かなしくなっていたんですが 21歳になっても、こんな感じなので少しだけ、未来の自分を信頼できそうです。忘れてしまう感性が沢山あるとしても、私は新しく磨いた感性に気づくことができると信じて、安心して、大人になれる気が、します。 どこにい

          みなも荘を卒業した私のゆくえ

          みなも荘が終わった私の独り言

          音楽への答えはどうなったの? みなも荘が終わって、自分にとって音楽が持つ力の意味だったり、音楽をやっている自分への「なんで?」が一旦落ち着いて身につき始めたところです。 アルバム制作や、記録動画などなどやりたいこと・やれなかったことは山ほどあるんですが、私は音楽を含めた総合的な活動が好きだと思っています。 だから、今はなるべく色んな音の楽しみ方に触れようとしている気がします。チームワークとかめっっちゃ苦手(気を遣うくせに自己主張激しいから笑)でしか無いけど、軽音部でバン

          みなも荘が終わった私の独り言

          みなも荘と私のあとづけ

          タイミング的欲求 自分は大学で1個下の年齢の友人たちと同じ学年で学んでいます。その中で、同い年の知り合いや友人たちは「就職」という本当に具体的な働き方、お金のもらい方としての活動の焦点を定めなくてはいけない時期に入ってきていているのを横目で見てました。 だからといって、就活が嫌だから好きなことをする、というスタンスでもなかったんです。実際、少なくとも3年生になったら友人や周りの大人、つまり自分を取り巻く周囲の見る目が変わっていきますよね。でも実はそれが一番「やりたいことに挑

          みなも荘と私のあとづけ