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コルクラボマンガ専科6期 13週目の振り返り

この数日、立て続けに大きなニュースが舞い込んできて微妙にダメージ受けていたのか?睡眠時間とYou Tube視聴時間が増えていたトリハラです。
こういう時、近くに誰かがいて、なんでもいいから会話するのは大事だなぁと改めて思いました。

少し前、某鉄道で人身事故の現場に遭遇したのですよ。慌ただしくホームに駆け込む駅員や救急隊員、警察官。ホームから改札口に繋がる階段には「立入禁止」の文字が書かれた黄色いテープが見る間に貼られていく。テープのこちら側にはわたしやたくさんの乗客。緑のビニールで覆われた内側が見えないように、何人もの救急隊員たちの手により、ゆっくりと階段を上り運び出されていく。

この時に気づいたことがありました。関西にいた頃は、こういう現場にたまたま居合わせた人たちは知らない人同士の間でも会話が始まるけれど、ここ東京では会話が始まることはなく、皆、無言で佇むのみだ…ということに。
そして関西でのこのような事故現場での「初対面の人同士の会話」が、関西在住時には気づかなかったけれど「(事故で受けた)ストレスの緩和に役立っていた」ということに…。

えっなんで?東京の人たちはこういう時に隣の人に話しかけたりしないの?
「何があったの?」「人身事故?」「いやー、怖いねえー」とかなんとか、一言二言喋ったりしないの?
なにも難しい会話をしたいとか事故の詳細を知りたいとかそんなんじゃないんだけど、そんな会話をする文化(文化?)がないの?

という感じで、事故で予定変更を余儀なくされたことも衝撃だったけど、「たまたま事故現場に居合わせた人同士の間で会話が生まれない」ということ、「関西では知らないおっちゃん・おばちゃんのお喋りがストレス緩和に役立っていたことを知った」こともわたしにとっては正直、衝撃でした。

やっぱり近くに誰かがいて、なんでもいいから会話するの大事ー!(2回目)

13週目(2022.6.30~2022.7.6)

卒業制作に向けての課題

卒業制作は「毎週4ページ×8回の週刊連載」。ネーム可、Twitterにハッシュタグをつけて公開。6期生全員で一斉に7/20連載スタート。

以前に4つほど案をDiscordで挙げて同期生の方たちからご意見をいただいていましたが、最終的に、現在いくつかのSNSで公開している今も描きかけの長編「アリとキリギリス」のメインのキャラ2人の出会い編を卒業制作で描くことに決めました。

マンガ「アリとキリギリス」 / Twitter

…結局、作者的には「すでに出来上がっているキャラクターで物語を創る」のが一番早道なんだなぁ…としみじみ噛みしめるのでした。
今回選ばなかったフェティシズムや占星術やタロットがヒントになった話も、いつか描きたいです。

1.テーマは「フェティシズム」。短編1本ごとに「唇」「髪」「指」「声」「匂い」「身長差」…などモチーフを変える。
(「唇」はすでに4ページ×2本のネームが出来ている)
2.現在執筆中の長編の主要キャラでサイドストーリー的な短編
主人公(女性・29歳・食品会社テレフォンオペレーター)の恋人(男性・26歳・バンドマン/ラブホテル清掃バイト)との出会いから交際が始まるまでの話。
3.「魚座生まれが優しくて奉仕の精神にあふれるなんて誰が言ったんですか?(仮題)」
魚座生まれの主人公が、世間から持たれているイメージとのギャップに苦悩させられる?話。
といってもシリアスになりすぎず、少々のギャグもある感じで。他の星座にアレンジも可。最大12のキャラと物語が作れる?
4.タロットカード擬人化マンガ(タイトル未定)
タロットカードに登場する人物または象意でキャラクター化
「愚者」「魔術師」「吊られた男」「死神」など大アルカナだけでも22、小アルカナも含めれば最大78のキャラクターと物語が作れる?

「コルクラボマンガ専科6期 10・11週目の振り返り」より

で、今あらすじを書いているところなのですが、起承転結の「起・承・結」はなんとなく決まったものの「転」をどうする?で時間を取られてしまっています…。

「この物語に使いたいセリフやエピソード・シーンはいくつか思いつき、それぞれ物語のどのあたりに配置するかも決まっているが、間を埋めるセリフ・エピソード・シーンが思いつかないー!」ということはありませんか?
今がその状態なのです…。

この物語の完成自体は7/20の公開までに間に合えばいいけど、その前に7/11が締切りの課題がある。
「新連載の予告マンガを1~4ページで描く・ログラインを作る・コミチに投稿」
予告マンガを描くということは、その以前に本編の物語がある程度出来上がっていないといけません。

「出来上がっていないといけなかった」のですが、結局、「アイディアが降りてくるのを待っていたら今回の課題の締切りに間に合わない!」ということで、先に課題の予告マンガを描いて提出しました…。
うん、プロット→ネームと進めていくうちになんか湧いてくるでしょう…たぶん。

「アリとキリギリス」について

6/23の講義で教わった「作品の強度を上げる物語の“型”」「ログライン(こういう主人公がこういう状況になっちゃって、こういう葛藤を乗り越えてこういうものを手に入れた)」に倣って、「アリとキリギリス」のログラインを書くとこんな感じです。

「2020年2月に同棲を始めたカップルがコロナ禍での自粛生活で職業や生き甲斐、楽しみを制限される中で世間の偏見や白い目にも負けずに(以下28文字ネタバレ回避)…話」

2020年の春に描き始めました。そして今も描いている最中。コロナの話題は最近また感染者数が増えてきたことで上がってくるようになりましたが、コロナネタはいよいよ新鮮味が薄れてきた感があるので早く描きあげたいと思っています。これまで時間がかかり過ぎた…(汗)

このキャラクター達で描く、7/20からの連載はこんな話です。
「声フェチ女子がイケボのバンドマンに出会って、昔の恋の傷みを乗り越えて新しい恋が始まる話」

課題、今回も締切り前日に提出できてやれやれ、です…。
Twitterでは明後日7/13に公開します。よろしくお願いします。

コルクラボマンガ専科6期 受講の記録まとめはこちら。

4コマエッセイ漫画「西から東へ」はこちら。完結済み。

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