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iPhone 15 Pro Maxにして正解だったのか?

1ヶ月が経過、数字や機能の違いだけ見て価格見て変える意味ないなんて記事が多いので、使ってもみないで色々言うのはどうかって思うのです。
まぁ勿論、ファーストインプレッションは大事なのですが…
でもどうでしょうか?仕事柄他の機種も色々実際に手に取って色々試しておりますが基本どのメーカーもシリーズの後継は似たり寄ったりで特別「おお!」ってなるようなのは正直、折り畳み以外ない気がするのですが…
画素数も2億万画素とか騒いでいたり光学10倍ズームとか確かにSAMSUNGのGALAXYは攻めているなって感じはしますが、詰めが甘いと言うか見切り発車な部分も見受けられておりまして、それでも良いって人にはそれで良いのですが、それを良しとしないのがAppleと言うべきでしょうか?

高いと言われるiPhoneだが…

実はドル価格はこの数年変わっていない。
何故高いのか?実はこれには理由がある。
元々iPhoneは安くない。所が、実はそう感じさせないカラクリとして月々サポートという制度があった。
契約プランを2年定期にしてもらう代わりに月額料金から2年間これだけ割引きましょうってサービスですが、その代わり途中でやめると解約解除手数料が約1万円くらいかかるってやつですね。
この時各社実質負担額を表に出していましたので本体価格あまり知られていないかもですね。
あと、各社乗り換え合戦でMNPでうちに来れば実質1円だよなんてこともやっていたので、実際の金額なんて知らないなんていうのもあるかもですね。
因みに、私が利用して来たiPhoneで少し比べてみると

・au iPhone 6 Plus 128GB $949  本体価格 99,360円  実質負担額 49,080円  SIMフリー価格 99,800円
・au iPhone 8 Plus 256GB $949  本体価格 121,680円 実質負担額 57,600円  SIMフリー価格 106,800円
・au iPhone 11 Pro Max 256GB $1,249  本体価格  156,096円 アップデートプログラムEX加入 24回で返却し実質負担額 87,408円  SIMフリー価格 135,800円
・au iPhone 13 Pro Max 256 GB $1,199  本体価格 170,945円 スマホトクするプログラム加入 25ヶ月目までに返却し実質負担額 92,345円  SIMフリー価格 146,800円
・au iPhone 15 Pro Max 256GB $1,199  本体価格 230,360円 スマホトクするプログラム加入 25ヶ月目までに返却すれば実質負担額 117,300円  SIMフリー価格 189,800円

$価格は安定しているが、円価格は為替の影響等を大きく受け上がってしまっている。だからこそ高く感じるのだ。
最も価格上昇はiPhoneだけではない。Androidスマートフォンも軒並み価格上昇しているが、上昇率を抑える為にこれまでよりもレンズを減らしたりなどの策が取られており、実はよく比べてみるとある部分では以前の機種よりもスペックダウンしているものもあったりする。
この辺りはどう比較するかはかなり難しいところになるのではないだろうか?

チタニウムを採用したiPhone 15 Pro Max

iPhone 13 Pro Maxの時はズシッとした重さを感じたが、iPhone 15 Pro Maxを持った瞬間「軽い!」という感覚で、わずか17gの差がこんなに大きなものかと感じる程である。
エッジ処理されており持ちやすさが増しているし数字上ではそこまで差はないが一回り小さくなった。
こうした小さな違いが持った時のフィーリングに影響を与えている。実際持っていて心地良いと感じる。
ケースに入れると恩恵を受けにくいと言う記事を見かけるが実際ケースに入れていても心地良さは感じられるのでこの違いはやはり大きい。

iPhone 14 Proシリーズから搭載されたDynamic Islandが良い

ノッチの時よりも表示領域が広がったので見やすくなった感が増すだけでなく、演出も良い。
じっくり見ると流石にカメラのパンチホールが何処にあってとかわかってしまうのだが、上手く同化しているのでその存在を感じさせない。

A17 Proの実力

SoC名称にもProの名が付くiPhone 15 Proシリーズ搭載のA17 Proの実力は体感できる部分は正直少ないだろう。
ただ、Face IDの反応の良さは間違いなくA17 Proの恩恵だと思われるし、全般的にキビキビ動く。

常時点灯ディスプレイ

バッテリーの持続時間に影響が出そうな部分ではあるが、実感する為にもこれは常にオンの設定で現在利用している。
大きな恩恵を受けるのはスタンバイ利用時で地味にありがたい。
思ったほどバッテリーの持続時間が減ると言う印象がなく、暫くこのままで使っていく予定だ。

光学5倍ズームを搭載したカメラ

こちらは前回既に記事にしているのでそこで確認をして頂きたい。

確かに画素数や光学倍率は控えめではあるが、全体的にバランスが取れていてよくできていると思う。
画素数に関してはこれまでも他社が1200万画素を出す中、センサーの光の捉え方を考慮し800万画素の採用したりと、Appleはすぐに新しい技術を搭載しない点がある。もちろん、他社に負けないくらい最先端技術を搭載してきた事もあったが、ここ最近はそんなに目新しい搭載は確かにない。
それでも、進化はしている。

iPhone 13 Pro MaxからiPhone 15 Pro Maxへ変更して正解だったのか?

あまり注目はされていませんが、地味に変えてよかったと思うのは画面の明るさです。
明らかに明るくなりました。昼間の見やすさはかなり向上しました。
アクションボタンも地味にありがたい部分です。
そうした一つ一つが小さな変化ですが、結果としてiPhone 13 Pro Maxよりも快適に使えており、結果としてiPhone 15 Pro Maxにして良かったと感じております。
円安の影響で、値段だけ見てしまうと「それだけの為にそこまでお金を出す意味があるのか?」と思いたくもなりますが、真価はこれから色々とわかってくるのではないかと思います。

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