集団から情報を収集する際のポイント
2020年4月12日㈰です。今回は複数でカウンセリングを行う際のポイントについてになります。
どのようなことに気をつけるかシェアしていきます。
では、まいりましょう。
フュ~イゴ~👇👇👀
【家族の複数名が同席する場合】
家族カウンセリングは、家族の状況によっては、複数のクライエントと面談する事があります。
カウンセラーは、家族構成やIPが面談に来れるのかなどの情報を得て、カウンセリングへ臨機応変な対応が求められます。
家族全員がカウンセリングに来談してくる場合は、一度に家族全員のカウンセリングを行う事になります。
その際、特定の一人と話し続けるのではなく、家族全員が平等に発言できる環境を整えます。
これは、偏った情報収集にならないようにするために必要な心がけです。
カウンセラーは、家族全体に気を配り、仲間はずれがでないように皆で話し合えるように働きかけ、実際に家族全員で話し合う場面を作る事で、家族の関係がどんな状態にあるのかを理解します。
【家族で話し合う時の基本】
カウンセリングの場面で家族の複数名が話し合うときには、
「家族間での会話を活発にして、家族全員で問題解決出来るように促す事」
「家族全員で問題解決の方法を決断する事」
が重要です。
カウンセラーは、家族に配慮しながら家族全体の考えや感じ方を見極め、全体の状況や考え方を理解していきます。
そして、家族同士で意見が割れる事があれば、それを察知し家族同士が協力できるように援助していきます。
カウンセリング時に家族全員が訪れる場合、問題解決について前向きな状況といえますが、中には家族に無理矢理に連れてこられるケースも多くあります。
そのようなケースの場合は、特に一人ひとりの気持ちに配慮する事が大切です。
家族全員で話し合い、家族全員で解決までの方法を決められるような働きを行いましょう。
【家族で話し合う時の具体的なポイント】
①家族のパワーバランスに注意する。
…家族の中でも立場が強い人は、発言回数が多く、その人の意図する方向へと話が進みやすいので注意する。
②話す人の意見を聞く人の立場で着目する。
…一人の家族が発言した事について「どう感じたのか」「どう思っているのか」を家族に聞き取る事で、家族間での考えのズレや価値観の違いについて知ることができる。
【まとめ】
✅クライエント家族のカウンセリングへの気持ち次第では、複数名のクライエントとカウンセリングを行う事もある。
✅家族と複数名でカウンセリングを行う時は、仲間はずれが出来ないように、家族間で活発に話ができる環境を作る。
✅最終的な問題解決方法は、家族全員で決定することが大切。
👆感想。
複数のカウンセリングでは、家族同士であっても「そんな事を思っていたんだ」という気づきが生まれやすく、問題解決に向けてスムーズな展開になる一方で、
家族間でも威厳がある人物の言いなりになってしまうケースもありえるので注意が必要だと思いました。
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
よろしければコメントもお待ちしております😉
最後までお読み頂いてありがとうございます。
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