ガールズバーに行くおっさんの気持ちがわかった
若いころからガールズバー不要説を提唱していた私だが、今ここにその説を引き下げたいと思う。
そもそもなぜ不要説を提唱していたのか。
それは…
性の対象である若い女性とおしゃべりするだけで何も発展しないからだ。(当たり前なのだが)
性欲を満たすため。
そのためにガールズバーは使用されている。存在していると思っていた。
しかし、それは違うと理解した。
少し気づくのが遅すぎるのかもしれないが、なぜ違うと思ったのか聞いてほしい。
みんな、褒められたいんだねぇ!!
これに尽きるのだと思う。
おじさんは、会社ではそこそこの立場に位置しており、上層部と部下に板挟みにあい愚痴もこぼすこともできない。
さらに家に帰っても、冷えた夕食、そして冷えた態度の家内に「早くお風呂入れば?」といわれ。
娘にも、「はっ?臭いんだけど。早く風呂入れよ。」と言われる始末。
あんなに笑って過ごしていた家庭はもはやメソポタミア文明のごとく滅びている。(存在すらしていなかったのかも)
そして冷えた夕食をレンジでチンしてる間に思うのだ。
褒められてぇ〜 と。
そんなとき、少ないお小遣いを叩いて心のオアシスへと行くのだ。
そう、ガールズバーへと。
ガールズバーでは、嫌な思いはしない。
昔の自慢話もよし、会社や家庭の愚痴もよし。
面白くもない趣味のゴルフの話で盛り上がるもよし。おさわりも良… お客さん、それは別のお店でやってもらえますか?
とにかくどんなことでも、エンジェル(彼女)たちは
笑顔で迎え入れてくれるのだ。
そんな社会から紛糾されたおじさんの気持ちが徐々にわかってきたところで、ガールズバーに行きたいと思う。
ただし、あくまでも今のは空想でありそんなオアシスは存在するのだろうか?
答えは神のみぞ知る。
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