ハイキュー 映画 感想

神映画でした。
以下ネタバレを含みます。
纏まってないのでキャラクターごとに箇条書きにして進めていきます。


赤葦さんの「ごめんね」

とっても優しい言い方。谷地仁花の「痛気持ちいい」の台詞は結構好きなセリフなので身構えてましたが、思わぬところでやられました。普段木兎さんの挙措に対応しながら言いたいこと言ってるイメージだったので、年下にそういう気の使い方するんだ、という意外さも多いにあります。

夜久さん

漫画よりは目立ってはいなかったような気もしますが(映画全体が研磨目線にだいぶ寄っている性質から考えても云々)音駒のメンタル的なところで夜久さんはやっぱり大きいんだなという感じです。あと特典の冊子読んで泣きました。ネコマの三年生組、最高だ。24年時点での髪型も好き。


あかねとアリサ

アニメで出番結構減らされてたので整合性的にどこまで絡んで来るかなと思っていたところ、かなりしっかり応援する姿が映ってました。初見で見てる人は多分関係性わからんのではないかなと思わなくも無いですが、そういう映画じゃないので。表情豊かで良かったです。


大将と美華ちゃん

実はこの2人めっちゃ好きです。言動が可愛いので。大将の気持ちがすごくよくわかります。最後の台詞まで入れてくれて心底有難っス。

クロ

研磨とクロの変化に注目して色々考えると泣きそうになります。クロが後悔しない結末になったとしたらそれが一番かなと思います。試合中意識的に他のチームメイトに話しかけて盛り上げているところも、子供の頃の回想を踏まえるとコントラストが際立っていて凄く良かったです。声優・監督辺りの原作理解が凄い正確なんであろうことが伺えます。

影山と日向

日向が徹底的に封じられた際に、日向自身がレシーブに対する迷いを断ち切り、同時に影山がオープンで勝負させるようになるところは原作屈指の名シーンだと思っています。日向と影山の関係性の極まった瞬間だと思うからです。映画では日向が苦しむところはあくまで必要十分に、コンパクトに纏めているという感じに見えましたが、日向の表情が一気に晴れ上がって鳥籠を突き破るカタルシスは完璧でした。

月島

「ごくたまに面白いです」月島の性格が100%表現された最高の台詞ですが、映画でもそうでした。声優は凄い。クロとの勝負の描写に差し挟むように夏以降の本人の成長を思い返せるようなシーンが配置されていたので、素直に泣きました。


とりあえず見た直後の感想はこの程度にしておきます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?