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【孫子の兵法】AI時代に向かって、理想的な会社組織を考えてみる。

『夫れ兵の形は水に象る。水の行は高きを避けて下きに走る。兵の勝は実を避けて虚を撃つ。水は地に因りて行を制し、兵は敵に因りて勝を制す。故に、兵に常勢無く、常形無し。能く敵に因りて変化して勝を取る者、之を神と謂う。五行に常勝無く、四時に常位無く、日に短長有り、月に死生有り。』(孫子の兵法:虚実篇)

1、軍の形の理想は『水』である。

(1)競合企業に合わせて、どのようにでも切り込むことができる戦略・戦術があること。それを実際に実行に移せるには、自社の組織図・構成・社員の強み等がどうなっているかだと思う。

自社の職域では、どこの会社でも専門家ではあるけれども、それだけでは『水』のような戦略・戦術を生むことはできない。

少なくても、隣接する職域等のリンクが必要であり、尚且つ、顧客にとってベストな提案及び実現に向けてのサポートが絶対条件となる。

これはAI時代が本格化すれば、どこの企業でも大なり小なり実行するだろうし、大企業であればある程職域が広くなるのでは思う。

だからこそ、これからは1社・1業種を実現するには他社との連携が必要になるはずです。どう連携をするかが今後の課題となる。

(2)自社の構成要素によって、水のように戦略・戦術を展開することができるかどうかが決まる。

この構成要素如何によって、広く展開することもできるし、逆に制限を加えざるを得ないこともある。

2、木・火・土・金・水の五行

この五行は、人間のように何か一つでも強みがあれば良いというふうに思えるが、そうではなく、(若干の強弱はあったとしても)五行の5つのバランスを欠くと病気になったり、死に至ります。

会社組織であったとしても、この五行を当てはめて考えることができ、小さい会社であればあるほど、五行は経営者自身で見ることになります。



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