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レコードで聴いたらいつもより良かった曲3選
レコードはいい。所有欲を満たしてくれるし、一種の音楽オタクの称号みたいな気もする。このように、精神面でも満たされることがあるレコードですが、もちろん聴いてもいい。音質の違いによって、いつもよりなんかいいかもと思える曲も出てくるから。というわけで、私がレコードで聴いたときになんかいつもより良い!となった曲を3つほど紹介したい。
1 羊文学 hopi
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レコードを順番に聴いていくとしたら、一番最初に流れるのがhopi。いつもapplemusicで聴いているときよりも壮大な感じがしました。手を添えてくれている感じだったのに、手を引っ張られたような感覚。
少し話は変わりますが、羊文学マス層にもオタクたちにも愛されてるのすごいですよね。
2 C.O.S.A Feels Like Summer
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2つ目はC.O.S.A。このアルバムは全体的にですが、レコードで買って以降聴く回数が増えました。レコードで聴くときは、いつも以上に真剣に聴くのもあるのか、内省的なリリックがバシバシ入ってきて喰らっちゃったのが原因です。そんな中で一番リリックやばくねとなっちゃったのがFeels Like Summer。
少年は怖いもんなしで夜を遊び
週を跨げば罪と傷増やし
痛い目見たとこでなる笑い話
一人で過ごす夜よりもまだマシ
Lord Have Mercy
鉄の心 お前はプラスチック
夢もない題名もない暮らし
理解できるか この道
Ain't Easy uh
金を数えるのが優先だ
まずほら1,2,3
お前の話を聞くのは paperの後
札の匂いがchillさせる
この俺たちを
どうせ死ぬために生きる日々
このリリックの落としでどうせ死ぬために生きる日々ってのがヤバい。ネガティブで内省的なリリックとビートが合いすぎてる。
3 PUNPEE Oldies
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最後に紹介するのはPUNPEE。最近お子さんも産まれたようでおめでとうございます!PUNPEEのOldiesはレコードのための曲。
サンプリング元はJerry ButlerのNeed to belong。1961年リリースの曲をサンプリングしてる。その時点でそりゃレコードに合うわ!なんですが、何よりOldiesでいいのはアウトロの語り。
(どうだった?久しぶりに聞いたら)
(今でもそれなりに聞けるだろ)
(ん?何ってははは何も変わってねえ)
(若い世代が新しものを作り、老いた者が見守るの繰り返しだよ)
(誰かが作れなかったものを次の若者が完成させる)
(飽きるのは簡単だ)
(楽しむこと、例えそれが小さな変化でもな)
(結局、自分が何になったのかはわからん)
(ただ、ん一憧れたものは確かにあった)
(はっきりはしてなかったが確かにあったんじゃ)
(ああぁ、んーもういいかなぁ)
(そろそろ切り上げて食事でもどうかね?)
(うちのが作ったビーフシチューをふるまおうと思うのだが)
(えぇあれっそうなのかんーそれは)
詰まってるなぁ!!!
皆さんもぜひ、レコードに針を落としてみてください。
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