頭はなまけもので保守的

ものすごく疲れた1日があって、ほとんど寝てもいなかったので土曜の午後から日曜まで時間さえあれば寝てました。けど月曜になっても火曜になっても、よく寝ているにも関わらず、眠くて眠くて仕方ありませんでした。

疲れた日は不安な気持ちでも過ごしていて、その原因はもうなくなったのですが、なぜか不安な気持ちが消えず、眠っていても悪夢を見るし、起きても古い悩み事まで思い出して、不安に不安を重ねて過ごしました。

その眠気と不安をどう解消したかというと、その疲れた日からしてなかった筋トレ、スクワットをひたすらやりました。しばらくサボっていたのに身体はちゃんと動き、終わる頃には頭のもやもやは去って行きました。

わかったことは、頭という機能はなまけもので保守的なんだということです。保守的というのは、一度その状態になったらなかなか変わろうとしないという意味です。今回は、急に「不安」で「疲れた」状態になったため、それを維持しようと努めていたようです。これはその状態を守ることが良いことだと頭が判断したからでしょう。

ですけど、頭が判断していることはいつも正しいとは限らないのです。なにせ「不安」を保つために頭は、以前の悩みをわざわざ探してきて、「不安」に当てがおうとしたぐらいですから。そんな頭を助けたのは、身体でした。トレーニングすることで、頭の迷走を身体が力強く止めてくれたと思っています。

「頭でっかち」はわかっていましたが、「頭ばっかり」っていう状態も良くないんですね。よく言う「身体の声を聴く」ってこういうことなのかと勉強にもなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?