クラシック・ギターを習ってよかった


クラシック・ギターを習い出して、5年が過ぎました。

自分で授業料を払って習いごとをするのは初めてでしたが、始めてよかったなとずっと思っています。

1.「楽器を弾けるようになる」にはどうしたらいいかを理解できたこと

小学生の頃に授業でやったハーモニカ・縦笛・鍵盤ハーモニカとまったくできなくて、「わたしは楽器ができないんだ」とコンプレックスとして心に残ってました。
ギターレッスンに通うようになって、「レッスン時間に練習では上達しないよ、それを勘違いしているひとは多いけど」と言われて、レッスンとは練習の時間ではなく、先生に練習の成果を発表する時間なんだ!!と初めてわかりました。
思えば縦笛やハーモニカを吹きながら帰ることもせず、授業の時間にしか練習してませんでした。できるようになるにはまずは練習をすればよかったんだと。
理解したことで、コンプレックスもどこかに行ってしまいました。

2.練習すればたいがいできるということ

習い始めは発表会の課題曲が出るたびに「ホントにできるようになるのかな。。。」としょんぼり考えてましたが、いまのところ練習していれば、遅くとも1ヶ月後には弾けるようになっています。
だんだんできるようになったり、「あれっ?」と急にできるようになったり、曲によっていろいろです。
1週間前にできなかったことができている、上達することが自分でわかることが、こんなに心はずむことなのはおとなになっても変わりませんでした。
今日も譜面を読みながら弾いていましたが、習い始めて2年目まで、譜面読めませんでした。

3.未来や目標を思うこと

ギターが弾ける自分にいまでもニヤニヤしてますが、70歳くらいでも難曲が弾けたらカッコいいなあ、それには習っていられるだけの生活に余裕がないとね、それには。。。なんて考えたり、この好きなピアノ曲をギターで弾けないかな?これはロックだけど同じギターだからどうかな?と弾いてみたい曲を思うたびにわくわくして、譜面を探してチャレンジしたりしています。自分で音階がわかったときのうれしさといったら。。。

4.自分の世界を見る目が広がったこと

ギターケースを持っているひとやテレビ番組に映ると「何のギターだろう」とまず思っています。最近はギターだけでなく楽器全般です。
最終回間近の「笑っていいとも!」で、小沢健二氏の生演奏が始まる直前、「あれ?クラシック・ギターだ。アコースティックじゃないんだ」と気がつきました。
小沢健二氏の音楽をリアルタイムで耳にしていた頃は、ギターの種類なんてわかりませんでしたし、興味もありませんでした。

あとはいい先生に出逢ったということもありますが、これはまた別に書きたいと思います。

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