デュラン・デュラン~あの時のPV

「さあ!いまやらずして、いつやりますか!デュラン・デュランのPVについて!」

「93年のアルバムから聴いてないくせにいい度胸だ。7月にTwitterでPVネタをツイートした時、やけにエンゲージメント総数が多かったから変だと思ってたけど、来日とはね」

「初めて観たPVは『Girls On Film』!そのエロさにいまや修正版しかネットでも観られません」

「あれすごかったよ~ただのエロじゃなくて悪趣味エロいんだもん。メンバー全然映ってないし、こんなのテレビで観ていいのか?って思った」

「リングの上で下着姿のモデルさんふたりの枕打ち合いから始まって、終りは泥んこレスリング。。。その中間は書きませんが、メンバー以外みな半裸、いろんなシチュエーションがこれでもかと繰り広げられます。あれ観て目覚めた性癖がある人はいる(断言)。さすがゴドレー&クレーム制作です」

「自分はインパクトがないせいかあまり知られてないけど『New Moon On Monday』が好きなんだよね。ちょっと映画的で、コミカルなところがなくてカッコいいんだよね」

「ファンじゃない友達があれだけはすきって言ってたなあ。そう、デュラン・デュランのPVは、コミカルに観えてしまうのです!」

「『A View to a Kill』もコミカルだね。007の映画主題歌だったから、メンバーがそれぞれ敵対する、一般人を装ったスパイ役で、映画のシーンとうまく編集されたストーリー仕立てだった。最後のサイモン・ル・ボンもいい味だしてたね」

「ニック・ローズが偽カメラマン役なんだけど、ばっちり化粧してて撮影しているモデルよりキレイなカメラマンでした」

「あんな目立つスパイいるかっていう」

「その流れで観てたので『All She Wants Is』のPVもコミカルどころかおもしろPVでした。スタイリッシュな映像を目指したけど、カクカク動いてるだけにしか観えない。なんであんなにコミカルなのやらです」

「さすがに『Ordeinary World』はその要素まったくなかったね。歌詞の内容も含めて、あのPV好きだな。」

「あのPVで、花嫁役の人が全メンバーとすれ違うのに、思い切り振り返って見るのってジョン・テイラーじゃん?やっぱりいちばんカッコいいからだよね!」

「ええ?でもあの花嫁役、日本人じゃないよ?」

「ここで小ネタ。ジョンは日本人好みの顔なのか、日本でとくに人気があったんですね~ヨーロッパではサイモンの方が人気あったようです。ソースは、当時洋書屋で立ち読みしてた海外の音楽雑誌」

「それソース扱いになるの?しかしあんたはジョンみたいな外見の外国人が好きだよね」

「異論はありません。いちばんカッコいいジョンを観たいなら、ザ・パワー・ステーションの『Some Like It Hot』がおすすめです」

「紹介しておいてデュラン・デュランのPVじゃないって。。。思い出すと、まあ、わからんでもないけどさ」


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