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隣の芝生は青く見えるが…

「なんか、入ってみたらと思っていたのと違って…」

仕事柄、年間数百人と面接をしているとよく聞く言葉。
前の会社をなぜ辞めたのか、と退職の経緯を聞くと「入る前にイメージしていたのと入ってみたら全然違った」と入社後ギャップで辞めたくなったという話なのですが、このタイプの人は同じ離職理由を繰り返しがちです。

もちろん企業研究不足ということもあるでしょう。
ただ、それよりも「期待」の取り扱い方が上手くないのかもなと個人的には思います。

僕は他人に「期待」しません。

それはネガティブな意味ではなく、好きな人が頑張っていることへの応援はするけど、期待はしない。
期待すると失望すると身に沁みているから。

僕自身これまで何度も失敗してきた経験から、期待って結局相手から何かしらの「見返りが欲しい」という自分軸な気持ちなんじゃないかなって今は思います。
その無意識に設定している見返りラインを下回ると「失望した・裏切られた」となり、相手にネガティブな気持ちを抱いてしまう。

相手の立場から見ると正直迷惑なんじゃないかなとすら感じます。
勝手に期待されて、失望した!裏切られた!と刃を向けられる。
いや、別にこっちから期待してくれって言ってないし。のように。

前述した転職時の退職理由も同じ。
次の会社に対して「今の会社より良くなるはずだ」と期待して転職した結果、思っていた理想とは異なり「裏切られた」と失望する。
これって結局「自分がどうなりたいか」よりも「他人(会社)が何とかしてくれる」という責任転嫁でしかない。

ぶっちゃけ、自分にとって完璧に理想通りな会社に出会うことはほぼないと思った方がいいと思います。どの会社に行ったって嫌なことが起こるのはつきもの。

完璧を求めるなら自分で起業するしかない、という方もいましたが起業したところで結局はクライアントとのやり取りで何かしらストレスがかかることは起こります。(自分でやってみて実感しました)

大切なのは他人に何かを求めるより、自分に指を向けること。
自身の物事の解釈と捉え方を磨き、周囲との信頼関係を築き、スキルなど「人に必要とされる力」をコツコツ努力してつけていくことでしか、豊かな人生に近づくための手段はないんだと思います。

隣の芝生は青く見えるが、
大抵の場合隣の芝生からもこちらは青く見えている。

そんなもんだと思い、僕は今身を置いている環境の嫌なところを探すより、良いところに目を向けて毎日をいかにして楽しむかに集中するようにしています。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
それではまた明日!


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