関東最大級のサウナ施設「かるまる」のプレオープンに行って「印象に残ったスポットベスト5」
日常から解放される空間として趣味になっている「サウナ」。最近は「サウナー」「整う」「サ道」などサウナ用語もメディアでよく目にしたり耳にする。私は毎週は行かないが月に何度かサウナ通いをしているため「ミドルサウナー」と言われる部類に入っている。日本サウナ総研の2019年の調べによると、日本には月 1 回以上サウナ浴をする“ミドルサウナー”は推計 678 万人 、月に4 回以上サウナ浴をする“ヘビーサウナー”は推計 335 万人いる。あの汗が流れ落ちる気持ちよさ。そして、水風呂の快感は東京で働く男には非日常を堪能できる最高のスポットだ。気づけば私のサウナ歴は5年以上になる。
そんな私が11月8日、ある記事を発見しTwitterに呟いた。
「いいね」が1付いている。ありがたい。
(Twitterは2019年11月に始めたばかり)
サウナ施設が4つ、水風呂が4つもある、なんともココロオドル施設。その名も、関東最大級のサウナ施設「かるまる」。「かるまる?」どんな意味だ?これは「浸かる」と「泊まる」で「かるまる」ということらしい。このかるまるのプレオープンに無料で入れるという情報を仕入れ、早速申し込み当選することができた。どれくらいの応募があったか知らないがとにかくラッキーだったということにしている。
そんなラッキーマンが11月30日(土)に「かるまる」へ上陸したので、その結果報告をしたい。
結果報告「とにかくまた行きたいの1択!」
11時に現地のエレベーター前に集合ということで行ってみるとサウナ好きの男性が行列をなしている。時間通りに到着したが40人程いたと思う。並んでいる最中、通行人が「なにこれ?」「え、ガストに並んでるの?(1階がガスト)」などボヤボヤと騒いでいる。
20分ほど待ち、エレベーターで6階にある受付に到着。オープン直前ということで当然だが綺麗。そして、木の香りが心地よい。下駄箱がズラッと並んでいて靴を入れゲートを通過するとサウナ王がお出迎え。
その横にあるのが「大」「中」と書かれたバッグ。ここに館内着が入っているので自分にあったサイズのものを受け取る。あまり気にしてなかったが「大」と「中」とある。「小」はないのかな?わからん。。
ロッカーはこんな感じ。ハンガーが3つあって上段と下段があるのでスペース的には十分だけど大きめのリュックだと少々キツかもしれない。
まずは綺麗な和装の女性スタッフさんに案内されて6階から上がって7階に案内されたのだが、そこは「休憩処」になる。
漫画や雑誌がズラリと並べられていて「どうぞ何時間でもいて下さいね〜」というおもてなし感が伝わってくる。個人的には漫画がジャンル別に分かれているのが嬉しいポイント。
そして、このフロアの大部分を占めているのがこちら!
「リクライナースペース」だ。一人ひとりリラックスできるのはもちろん、テーブルが動くのでノートPCを置いて作業することもできる。
座席の横には周りの人に邪魔にならない程度のライトが付いていて、その横にあるのは「お品書き」。ここで食事やドリンクを楽しめるってことですね。
リクライニングシートは背もたれの角度が調節できるし、足の角度も変えられる。足をあげれば疲れも取れるはず。細かいがありがたい心遣い。ブランケットもありまっせ。
そして、何より感動したのが個室になっている「くつろぎポッド」。ここは最高!子供の頃の秘密基地を思い出させる作りになっている。
ここにもテレビがあるので動画や映画を楽しめるし、ふかふかしていて座り心地も寝心地もばっちり。
背もたれにスピーカーが付いているので、ここでも周りの方の邪魔にならないようにという配慮が感じられる。
横から作業用のデスクが倒れるようになっているのでここでも仕事ができる。今の時代の働き方にマッチした作り。「①職場」「②家」「③かるまる」というスタバみたいにサードプレイスを目指しているんだって!
個人的にはこの休憩所が普段どれくらい混雑するかで居心地の良さも決まると思っている。オープンして数日経ってからまた平日&休日ともにチェックしたい。
お手洗いはこんな感じ。
残念だったのが今回、時間の関係で食べられなかった「食事」。
テーブルとカウンターがあってタブレットで注文するシステムのようだ。男性専用の施設なのでガッツリ系のサウナ飯が並んでいるとのこと。サウナ王によるセミナーもあったのだが、その時の話によると枝豆は置いていないらしい。他のお客さんから「サウナなのに枝豆がないのはおかしい」と言われたそうだが、「冷凍を出したくない。冷凍じゃないちゃんと美味しい枝豆を置きたい」という信念があるらしい。いつの日かここでビールと枝豆を味わえる日を楽しみにしたい。(サウナ王の話、勉強になりました)
そして、この後、9階と10階にある「大浴場」と「サウナ」があるフロアへ足を運んだ。写真がなく申し訳ないが、写真を撮ったらさすがに危なすぎるヤツなので文字ベースでお届けする。お風呂5種類、サウナ4種類、水風呂4種類と、様々なタイプがある。詳細はこちらでチェックして頂くとして、ここでは私が「印象に残ったスポットベスト5」をご紹介しよう。
(ちなみに、プレオープンで「薪サウナ」は準備中のため入れなかったので除外)
■「かるまる 池袋で印象に残ったスポットベスト5」
第5位「脱衣所のドライヤー」
お風呂でもなく水風呂でもなくサウナでもない。一通り整った後に脱衣所で人生で初めて真ん中がぽっかり空いた羽のないドライヤーを体験した。最先端を行く「かるまる 池袋」らしいアイテムに感動した。また「GATSBY」のワックスが数種類置いてあり体だけでなく身だしなみも“整う”ことが可能。
第4位「マス風呂(お風呂)」
10階に1人用が3つある。ヒノキ科の高級木材「青森ヒバ」を贅沢に使用したマス型風呂ということだが、入浴すると青森ヒバの香りが鼻にスーッと入り込んで貴族にでもなったかのような気分を味わえる。温度は約42℃と丁度いい。
第3位「アクリルアヴァント(水風呂)」
見たこともない作りでちょっとしたアトラクション感覚。「アヴァント」はフィンランド語で「凍結した湖に開けた穴」。丸いアクリル製の穴に男一人がドボンと入る感じ。アクリルなので周りから入っている姿が丸見えでやや滑稽。
第2位「蒸サウナ」
まるで木造ロケットで宇宙に発射するかのようなビジュアル。定員は標準体型の男性5名。こんなサウナ見たことがない!申し訳ないが100キロくらいある人だと1人か2人しか入れない。いや、入り口がめちゃくちゃ狭いので入ることすら出来ないかもしれない。男5人が肌が触れるか触れないかくらいの狭い空間に円を作るように立ってじっと汗が流れ落ちるのを待つ。変。だけど、気持ちのいい汗が流せる。なかなかシュールな時間だった。ぜひ体感して欲しい。
第1位「サンダートルネード(水風呂)」
やっぱりこれだな。10℃未満の温度に入りサウナで温まった体を一気に沈める。数秒しか入っていられないが、その衝撃は「水風呂界の帝王」。体と脳みそがガツンと刺激される。ちなみに、この「サンダートルネード」の後に、約25℃の「やすらぎ」、約33℃の「昇天」のサイクルで入っていくと、整う感覚が味わえる。(ってサウナ王が言ってました)
ということで、2019年11月30日(土)に体験した「かるまる 池袋」のプレオープン。グランドオープンは12月3日(火)。12月8日(日)まで日本サウナ史上初!超有名アウフグーサーが日替わりでやってくる。これはぜひとも体験したい。サウナのプレオープンを無料で体験できるなんて感謝しかない。あと、スタッフさんも親切な方ばかりでした。
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