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治具が作れるようになりました。

SASKELABのUVプリンタは様々な立体物に印刷ができます。
アクリル、木材、その他素材がインクの乗るものであれば、既製品にも印刷をしちゃいます。ノベルティ、販促物では既製品に名入れすることはとても多いです。

SASKELABのUVプリンタ、MIMAKI UJF-6042MK-Ⅱは非常に優秀で、
素材を定位置に置けば、全くと言っていいほど色ズレは起こしません。
ただ、印刷物を置くテーブルは印刷位置に動きますので、ゴルフボールなど安定しない立体物は固定をしないといけません。

そういった印刷物を固定をするセット台のことを、ジグ、治具、Jigといいます。
治具を作るのは慣れればとても簡単で、
まず、アクリルもしくはMDFのような価格の安い素材で、レーザー加工機を利用し、Adobeイラストレータ のアートボードを作ります。
そのアートボードにボールペンならボールペン、ゴルフボールならゴルフボールが動かないように、サイズを測り、カットします。
その際のカット線はレイヤーを分け、ロックしておくとズレることは永遠にありまえん。
そして、デザインレイヤーに印刷データを作ります。
レーザー加工機で製作した治具をUVプリンタのテーブルに設置し、素材を固定し、
デザインレイヤーを、EPSをアートボードごとに作成にチェックをし、保存します。
それを出力すると、先ほど製作した治具のX0Y0の位置と、アートボードの右下が一致し、ずれることなく素材に印刷をすることが可能になります。

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SASKELABは最近その方法で、ゴルフボールを印刷しています。
(先日高さ調整を間違えて、治具に印刷ノズルをぶつけてしまいました💦
その件はまた投稿いたします!)

そんな方法で、既存の商品に位置を指定して印刷すると言う方法が可能になります。

SASKELABのおじいちゃんは、鐵工所を営んでおり、よくこの方法で素材をセットして、ねじ穴を空けていたのを思い出します!
SASKELABを動かす英才教育を幼少期から受けておりました。
この件に関してもまた投稿いたします。

この治具に関しては、慣れると簡単ですが、作るまでは時間がかかります。
SASKELABのUVプリンタの講習ではこういったテクニックも丁寧にご指導させていただきます。
不安に思うことはなんでも聞いてくださいね。

https://www.saskelab.com/
https://www.saskelab.com/machine

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