日記 2月14日(月)
昨日寝た時間 :24時15分
今日起きた時間 : 6時25分
朝起きて、大雪が積もっていたら仕事を休もうかと思ったけど、全く降っておらずがっかり。普通に仕事に向かう。
サクサク読める本を読もうと思い、今日は「自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと」を読む。清田隆之の本はこれまでも何冊か読んできていて、特に「さよなら俺たち」はとても良い本だと思う。
しかし、この本はあまる面白くない。題名では自慢話でも武勇伝でもない、と書いてあるけど、これは自慢話で武勇伝だし、インタビューだから仕方ないのだろうけど、自意識が強すぎる。何より、これって一般男性なのだろうか。確かに一部は自意識が強い一般男性の話もあるけど、性に放埓な人とか、とても優秀なシングルファザーの人とか、一般的ではない事例が半分以上あると思うのだけど。
昨日、車のなかで「あーあー人生やり直したいなあ」と妻が言っていた。これは僕の問題であると同時に、日本社会の問題でもあって、40歳近傍の僕と妻は専業主婦モデルの枠組みのなかで夫婦像を持ってしまっていて、子供が生まれて以降、旧時代的と言われればそうだけれども、僕は主に外で働き、妻は主に家を運営する役割を担うことになった。
子供が少しずつ大きくなってきて、妻は少しずつ「これからの人生、どうすればいいのだろうか」と悩み始めている。子供が大きくなって親離れしたら、どうしようか、悩んでいる。恐らく、学校を出て就職をしたところで出産休暇や育児休暇、短時間勤務を経て働き続けていれば、またちょっと違う悩みを、ともすればもう少し視野が開けたキャリアに関する悩みを持っていたと思う。
また、僕と妻が良く話すのは、就職に際して誰も教えてくれなかったことについてで、結婚・出産を見据えたときに、お互いの両親に近いところに居を構えて、家からも近いところに就職することが望ましい、と妻と僕の見解は一致している。しかし実際は、お互いの両親はともにわりかし近くに住んでいるものの、僕も妻も(妻は退社するまで)東京都内で勤めていた。その結果、通勤時間に一日の多くの時間を割くこととなっている。そうなれば家庭での時間は当然減ることになる。
大学の就職課にも殆ど行かなかったから、どんなアドバイスをもらえるかなんかわからないけれど、多分「結婚した後のことを考えたら、地元や実家の近くで就職した方が良いよ」だなんて教えてくれないのではないだろうか。
自分の子供達には、就職の際の一つの観点として、この様なことを伝えるべきなんだろうと今から思っている。
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