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日記 2月16日(水)

昨日寝た時間 :24時半
今日起きた時間: 7時30分

今日は在宅勤務なので、朝はゆっくり起きた。二女が朝僕の布団に潜り込んできて、そのまま寝てしまう。僕も彼女の体温に連られて、10分ばかり二度寝をする。二度寝をするなんて何年ぶりだろうか。

朝起きてからは、小学校に行く長女と長男に「行ってらっしゃい」とリビングから見送り、お米がなかったので、豆腐を2分温めて、昨晩の残りのキーマカレーをかけて、チーズをかけて、デスソースで辛みを足して食べる。美味しい。その後、洗い物と風呂洗いをして、二女と妻を見送り、9時から仕事を開始する。

今大体、職場では半分位が在宅勤務となっているので、出勤すると電話対応とか、周りの人からのちょっとした質問(PCとか庶務とか)とか、偉い人からの急なお願いとか、そんなことが折り重なって、出勤すると残業する感じになってしまっている。なので、在宅時は集中して仕事をできるので、今日も自分で設定したノルマを18時ごろに無事に完了させる。と言ってもまだまだやるべき仕事は雪だるまのように増えているので、精神的にはずっと落ち着かない状態が続いている。あれやって、これやって、と仕事の組み立てを大体2週間先まで考えているけど、一体いつになったら落ち着くのか。

本当は髪を切ったり、店舗に届いたブックオフの本を取りに行ったりしたいんだけど、そんな時間は正直ない。在宅勤務だと9時~18時まで大体働くので、その後、どこかに出かけようとも、妻に申し訳ないし、子供たちにも何だか悪い気がする。だから、在宅勤務時は一歩も外に出ないときが殆ど。

自由に髪を切りに行く時間は夫婦ともどもないし、ふらりと一人で外出するときもない。そんな日々が11年も続いている。唯一あるとすれば、週1回程度のランニング位だろうか。それでも、それすらも恵まれているのだろう。子育てはとはそういうものなのだろう。金曜日も在宅なので、お昼休みに髪を切りに行こうかなと今思っている。

在宅勤務なので、本を読むこともできなかったけど、子供たちが寝る前に折り紙に夢中になっている間、横でひっそりと小林康夫編の「午前四時のブルー」を読んでいた。リビングにある書棚に1~3を入れてあるのだけど、たまに眺める程度で、いつか読もうと思っている本というか雑誌というのか。

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「午前四時のブルー」という題名が好きで、そして小林康夫の「君自身の哲学へ」が好きで、購入していて、このなかに岩川ありさという人の短編小説が幾つかあった。まだ「七時のニュース」という作品しか読んでいないのだけど、とても良いと思った。技巧的になりすぎずに、丁寧に風景と機微をテキスチャアで編み上げようとする感じが伝わってくる。そこには幾つもの浅いかさぶたができるか、もしくはすぐに露見して透明な保護液が出てきそうな傷跡があることが分かるような文章だった。いい作品に出会えた。心が澄んだ。



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