毎日を幸せに生きていく小さなコツ
小さなことでも日常の中で意識してみるだけで、大きな変化を生むことがあります。
ここでは、毎日を幸せに生きていくための小さなコツを5つ紹介します。どれも僕がこれまでに読んできた本、辿ってきた人生を通じて、心に染み付いていた大切なアイデア達です。
前置きをしておくと、ここに書くことに何も新しいことはなく、どこかで見たことがあるものばかりです。むしろ、どこかで見たことを寄せ集めて書きました。でも、そのくらい世間一般に広まっていて、誰にでも効果のあるコツなのではないかと思います。
1. 小さな発明をする
日々の中で小さな発明をしてください。
どんなに小さなことでも大丈夫です。
例えば「玉ねぎをもっと細かくみじん切りする方法」などです。
それくらい小さくて大丈夫です。
僕の最近の発明は「シャワーを最短で済ませる方法の発見」です。これまでは、シャンプー、リンス、洗顔、ボディの順に、洗いとゆすぎを繰り返していました。あるとき、頭顔体を全部洗っておき、まとめてゆすげば、時間も水道も節約できることに気が付きました。これまで敬遠していたリンスインシャンプーを購入し、以来、その方法を続けています。
小さな発明の何がいいのかと言うとシンプルに楽しいです。人間は向上心を持つ生き物なので、何かが現状よりも良くなることに楽しさを覚えます。小さな発明から小さな楽しさが生まれ、小さな幸せになっていきます。
2. いま自由だと知る
社会の中で生きていると、他者の価値観にがんじがらめになり身動きが取れなくなる、という錯覚を起こすことがあります。
縄でグルグルに縛られたかのように心が窮屈になって息苦しさを覚えます。ですが、実際に身動きが取れないのではありません。そういう被害妄想を生んで他者のせいにしているか、他者を切り捨てる勇気がないかのどちらかです。
本当は心は自由です。他者は縄をせっせと渡してはきますが、縄で縛っているのは自分自身です。縄をどう扱うかの選択権は自分自身が握っており、いまこの瞬間から心は自由になれるはずです。
3. 心の実況者を置く
小さなことで怒ったり悩んだりする人は心の中に実況者を置いてみるとよいです。
実況者のイメージはテレビでよく見るあの人です。野球やマラソンの中継で、選手の様子を事細かに実況しています。
偏見かもしれませんが、僕達が怒ったり悩んだりすることの9割はどうでもよいことです。どうでもよいことのためにエネルギーを消費するのは非合理です。ふと感情が怒りや憂いに揺さぶられそうになったとき実況者が一役買います。
実際にどうするのかと言うと、今の自分の心で起こっていることを実況解説するのです。もしイライラしているなら、その事実と原因を実況者さながらに解説します。すると、心を俯瞰して観察でき、どうでもよいことにイライラしている事実を認識できます。これだけで感情を鎮める効果があります。
例えば、このような感じで。
実況者「おーっと、ゲキオコ選手が左サイドを駆け上がっています!」
解説者「今の飛び出しは旦那さんが皿洗いをしてなかったからですね!」
4. いま楽しいか問う
「いま楽しいか?」と問われたら何と答えるでしょう。
No と答えた場合、いまを楽しむためにどうすればよいか必死で考えを巡らせなければなりません。必死でです。
日本人は(僕を含めて)真面目なので、楽しむ才能に長けていない人が多いです。ことさら仕事においては、労働=辛いという公式が三平方の定理より浸透しています。その発想は必ず転換すべきで、仕事こそ絶対に楽しまないといけません。言うまでもなく、人生のほとんどの時間は仕事に費やされているからです。
繰り返しですが、いまが楽しくない人は考えることを止めないでください。丸1日考えてみても分からなかったなんて激甘です。実際に行動し、繰り返し考え、アウトプットして、また考えてみてほしいです。僕はそうします。
5. ありのままを肯定する
ダメな自分、情けない自分、ありきたりな自分。
自分で自分にレッテルを貼って落ち込むことがあります。
そんな自分を丸ごと包んで肯定してあげてください。
このままでもいいし、変えてみてもいいです。
最終的に自分で自分を好きになれる自分になるべきです。
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