一休寺に行ってきた話。
今日は旦那さんと京田辺にある
一休寺に行ってきました。
一休さんて名前は聴いたことあるけど、
あまりちゃんとは知らなくて。
高貴な家に生まれたけれど、
幼い頃に出家して僧になり、
中々おおらかな所もありつつ、
大徳寺の住職にもなられた
得のあるお坊様みたいです。
「気にしない。気にしない。
一休み、一休み」
そんな響きが聴こえてきそうな
一休和尚さん。
お寺の門は立派でした。
方丈の中に入ると、出迎えてくれたのは
虎の玄関マット。
さすが、一休寺。
お抹茶に添えられていたのは、
落雁と一休納豆。
豆を発酵させた保存食です。
味は赤味噌でした。
歴代の一休寺の住職さんが
作っておられるそうです。
素朴に美味しかった。
方丈の中の空間も
方丈のお庭も
とても素敵でした。
まるで、時代をタイムスリップ
して室町時代あたりにいるような時間。
贅沢。
お庭をボーっとながめていたら
途中で雨もふってきて、
カナカナのなく声
雨がポツポツと滴る音
風が木々を揺する葉音
すべての音が、調和してて安心して
聴いていられました。
お寺の自然マジック。
その後は
一休さんの像にご挨拶して
本堂の釈迦如来にもご挨拶して、
そして一休寺を、あとにしました。
「有ろじより
無ろじへ帰る
一休み
雨ふらば降れ
風ふかば吹け」
この言葉、一休さんの言葉ですが
一休寺に行って、
初めて意味を知った言葉です。
この言葉が一休さんのおおらかさと
懐の深さを物語っている気がしました。
一休さん、人としておおらかで
ユニークで素敵な方だったんだろうな。
一休寺について詳しくはコチラ↓
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