インドに行った話③
前回までのあらすじ
タージマハルへ行くバスツアーに参加したら、俺だけ一人降ろされちゃった!!!
怪しく近づいてくる謎のインド人…なんと彼は今日のツアーのガイドだったのだ!!
「タージマハルを見た後に、私の友人がやっているお土産屋さんに行きます。すごく安くて、とてもいい物です。政府のライセンスも持っています。観光客はみんな満足します。(めっちゃ興奮してる)」
やたらお土産屋を推してくるガイド!!果たして、ササキは無事にタージマハルからデリーまで帰ってくることができるのか!?
タージマハルへ
ガイドのヴィジェさんと飯を食った後はいよいよリキシャでタージマハルへ
リキシャを降りると突然
「ジャパニーズ???」「シャシン!!キレイシャシン!!!!」「ウォーター?????」「チャイ????チャイ!!!!???チャイ!!!!??」「ピョロロロロ~ピュー!!!!!プォッ!!!!!」
めちゃくちゃ物売りが近づいてきた!!!!!!
ガイドのヴィジェさんが物売り達をあしらい、「インドでは騙す人が多い。気を付けた方がいいです。」と渋く忠告をくれた。
この人かっこいいじゃん…さっきまでのお土産激推し興奮おじさんとは打って変わってちゃんとしっかり仕事してるんだな…
なんて思いながらも入場口へ。
入場口には地元民、犬、外人観光客で溢れていた。
ボケーっとしていたらヴィジェさんが入場チケットを買ってきてくれた。
ヴィジェさん「ササキさんは1000ルピー、私たちインド人は40ルピーです。1000ルピーください。」
俺「えっ????嘘でしょ????」
俺は先ほどのヴィジェさんの言葉を思い出していた。
「インドでは騙す人が多い。気を付けた方がいいです。」
・・・
オメーじゃねーか!!!!!!!ふざけんな!!!!!
と思ったのですが、どうやら本当に外人観光客は1000ルピーの様です。
看板にそう書いてあった。
(※インドの観光地の入場料は突然変わったりする事があるので事前調べは入念に行いましょう)
たけーよ…と文句たれながらも入場券をもらい、いざ入場。
・・・
・・・・・・
お?
おおおお!!!!
おおおおおおお!!!!!!!
タージマハルだああああああああああああああああ!!!!!世界史の教科書で見たやつだああああ!!!!
実際間近で見るとやっぱりすごい!インドに来たからには絶対に行った方がいいです!マジで左右対称。
めちゃくちゃ綺麗…こんな建物が350年以上前に建てられたなんて信じられない…今俺インドに来て初めて感動してる…
ヴィジェさん「誰かこの欠けてる部分持っていってしまったようですね~ハハハ」
笑いごとじゃないでしょ。管理ガバガバすぎでしょ。
と、そんな感じでタージマハル観光をしていたら、ヴィジェさんが一言。
「ちょっと私疲れたので、休憩しましょう。ササキさんの事を教えてほしいです。」
なんだお前、口説いてんのか。勘弁してください。
「ササキさんは月の給料はいくらですか?」「ササキさんは何人家族ですか?」「ササキさんの姉は仕事何をしていますか?」「ササキさんの姉はインドには来ませんか?」「姉の給料はいくらですか?」
うるせー!!!お前は婚活サイトか!!!!!(?)
めちゃくちゃ個人的な質問めっちゃしてくるんですよね。インドあるあるらしいんですけど。一通り質問された後
ヴィジェさん「では、そろそろ行きましょうか。次はお土産屋を見ましょう。絶対に気に入ると思います」
うわ、ついに来た…!!!!
っていうか
お土産別にいらないんだよな…
書くの疲れてきたので今日はこの辺で。次回、「ササキ、監禁される」の巻。よろしくね!!!!
おわり
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