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慶應生、「ハニワ」と向き合う
東京国立博物館平成館「考古学展示室」
を知っていますか?
大学生の夏休みのおすすめスポット!
それってどこにあるの?
日本史の知識がなくても楽しめる?
筆者が大好きな場所についてお伝えします!
皆さんはトーハクの「考古学展示室」に
行かれたことはありますか?
行ったことがない?というか
トーハク自体行ったことがない!?
(ちなみにトーハクとは、東京国立博物館の「公式」の愛称です。筆者が個人的に略しているわけではありません。)
「考古学展示室」は
上野・東京国立博物館敷地内、
平成館の一階にある常設展示室です。
二階は企画展が催されており、
筆者が訪れたときには
「古代メキシコ」展が開催されていました。
(別記事:慶應生、『古代メキシコ』を感じる
をお読みください。)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110578154/picture_pc_a442d44a70f81f1d2bd5f43f314598a2.png?width=800)
別記事「慶應生、『古代メキシコ』を感じる」要参照!
トーハクの出入り口からも遠い平成館、
二階の企画展観覧で疲れて
一階の考古学展示室には足を運ばない?
そんなのもったいない!!!
知られざる?考古学展示室の
魅力について迫ります。
今回ご紹介する3つの魅力:
○奥深い「ハニワ」の世界
○こんなところに国宝が!?
○秀逸なデザインをもつ出土品の数々
○奥深い「ハニワ」の世界
ハニワ=埴輪って
皆さんも聞いたことあると思います。
主に女性をかたどり呪術的な祈りを込めた
厚焼きの縄文土偶とは異なり、
形象・人物など種類が多岐にわたり、
古墳に設置された薄焼き土製品が埴輪です。
展示室冒頭、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579556/picture_pc_de96a3d34bbddb58123839a58f2fed97.png?width=800)
何を考えているのだろう。
この重文=重要文化財の
「埴輪 盛装女子」を
教科書等で見たことがあるのでは?
何となく「ハニワ」と言えばこんな感じかな。
しかし!
この「考古学展示室」では、
様々な埴輪が展示されており、
今までの自分の「ハニワ」観が覆されるかも?
例えばこちら、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579572/picture_pc_31179e8c93ce5280ef0339699c5cc370.png?width=800)
これも「ハニワ」なんです!
こちら重文の「子持家形埴輪」。
母屋の周りには数個部屋が付随している
デザインです。
埴輪には、
器材・動物・人物・円筒など
様々なバリエーションがあり、
古墳時代の各世紀ごとに
流行の型のようなものがあります。
展示室奥には埴輪が多数展示!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579810/picture_pc_3c539ba4084c97d2743f47db1e6e83fb.jpg?width=800)
今回は、人物埴輪の顔に着目してみます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579774/picture_pc_507b7fec0fa451d7b748e9d084a73f17.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579772/picture_pc_34bf5d9783e4ce516edee92c5bbcc83d.png?width=800)
当時のモードが感じられる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579773/picture_pc_12990c55bf58a0cfc7c035e9b8039b72.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579771/picture_pc_6d376efb149235c1e29ad3cbbc41d8b8.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579776/picture_pc_702bb8d90c0723784b5df19907916a25.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579777/picture_pc_567b0688b0aa10744c63a759474aae70.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110579753/picture_pc_9e66621e2431123d4347cfc1d65dfd13.jpg?width=800)
同じ人物埴輪ですが、
ひとつひとつの表情が異なります。
そんな絶妙なバリエーションの豊かさが
ハニワの魅力の一つだと感じます。
○こんなところに国宝が?
考古学展示室の魅力の二つ目は、
国宝・重文がごろごろ置いてあること!
例えば、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580196/picture_pc_db855c2bc40c100fd7e98c0bc2850270.png?width=800)
この銅鐸!
教科書や参考書に100%載っている出土品です。
銅鐸に描かれた棒人間のデザインは、
あまりにも有名ですよね。
他にも
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580411/picture_pc_c00fc0cd0a79fc2d1e4acccf8547a6b4.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580412/picture_pc_bbfd772aebda02262f93d9cac09b7085.png?width=800)
ギ〜ガ〜。
多数の「ホンモノ」の出土品と、
手軽に対峙できるのが考古学展示室の魅力。
展示室全体で
定期的に展示替えをしているので、
是非ホームページから
作品目録をチェックしてみてください!
○秀逸なデザインを持つもの出土品の数々
日本史の知識の深さ・浅さに関わらず、
出土品の持つユニークなデザインを
楽しめるのも、
考古学展示室の魅力。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580771/picture_pc_9ce4b73413033ef0af218a58840288c0.png?width=800)
今日も頑張って立ってます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580767/picture_pc_4e3b7534833bba08a11ed29fe0579f3f.png?width=800)
自分自身の創作意欲が刺激されます笑
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580769/picture_pc_5884e7741a14d967262be673a6a016a8.png?width=800)
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中央、丸型須恵器◎
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580773/picture_pc_b42a582efedb2cd879c71902299707f7.png?width=800)
スパイクついてるよ!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580757/picture_pc_18aff3634a89bc8aa38a80b2946509c5.jpg?width=800)
背景に映る影もgood
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580749/picture_pc_d90aec6c1497f72b85699b5f5076aa41.jpg?width=800)
デザインに相違が。
地域ごとの関連性にも着目。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110580755/picture_pc_0558852c93d2f3a4f30b5c20a0c87f4f.jpg?width=800)
ちなみに、写真撮影は概ねokですが、
一部はNG!
またもちろんフラッシュは
展示品を傷めるのでNG!
カメラ音にも気をつけましょう。
ここまで、
○奥深い「ハニワ」の世界
○こんなところに国宝が!?
○秀逸なデザインをもつ出土品の数々
に着目して考古学展示室の魅力を
お伝えしました!
是非この記事を見て、
足を運んでくださると幸いです。
また、自分なりの楽しみ方を
見つけてみては。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
20230708
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