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フランス語のすゝめ

フランス語を第二外国語として
選択している私が、

フランス語学習をおすすめする3つの理由を、

皆さんが義務教育で学んだであろう英語や
他言語との比較と合わせて
学習の面から紹介します。

(上の写真は、
先日参加した2023日仏ビジネスサミットより)

1,読みやすい

フランス語のリーディングは、ローマ字読みが基本。
なので、英語よりも

特殊な読み方が圧倒的に少ない


発音・綴字のわずかな規則を覚えれば、
初見の単語・文章もある程度読めます。

たとえば、
(英)stone (意味:石)
ローマ字読みでは「ストネ」ですが、
実際の(アメリカ)英語では「ストウン」。

 cf.ラテン語及びドイツ語では
  ローマ字読み「ストネ」でok
  ⇒じゃあラテン語・ドイツ語学んじゃう?
   ちょっとまって!理由は後程。

このように、
発音・綴字の不一致が限りなく起こるので、
 ghoat, know, name, owl etc.
単語ごとに発音を一対一で
暗記しなければいけません。
(これが学習者を常に苦しめます)

日本語でさえ、
「は」と書いて「わ」、
「へ」とかいて「え」と読むなど、
文脈に応じた例外的なものが
ありますよね。

しかしフランス語では、

(仏)pierre (意味:石)

数少ない規則の一つ、
「規則:最後のeは発音しない」
の下、ローマ字読みして、
ピエー(ル)と読んでokです。

フランス語のrの発音の困難さは置いといて、
ローマ字読みを徹底すれば、
フランス語をある程度読むことが
できます。

(閑話休題)
英語に限らず、
外国語を学ぶ際に、

発音の正確さにこだわる必要はない!


と考えています。

この個人的意見に関しては、
また別のnote記事で!

2,文法が学びやすい

日本人にとっての文法の学びやすさは、
ヨーロッパ言語の中では1番では?
と考えています。

このことについては、

他言語との比較

で考えてみましょう。

〇英語:現在進行形がある(be doing)
⇔フランス語:現在進行形はなく、
       現在形単独で表現可能

〇ドイツ語・ラテン語など:名詞の格変化がある
(名詞に関して覚える量が倍増)
⇔フランス語:名詞の格変化はほとんどない

 cf. 名詞の格変化:
文章中の名詞の位置によって、名詞の語尾が変わること
ドイツ語は4,ラテン語は5,
ロシア語に至っては6つあるらしい。
(=それぞれの名詞で暗記量が6倍)

一見難しそうに見えるフランス語、
その学習のハードルは低いと感じます。

3,英語の知識を応用しやすい

簡単な歴史的背景を説明すると、

ラテン語(イタリア半島)
↓ cf.カエサルのガリア征服
フランス語
↓ cf.ノルマン=コンクェスト
英語(大ブリテン島)

と系統が続きます。

よって、フランス語と英語は
共通部分が多く、
親和性が高いのです。

例として、(英)=(仏)
interest=intéressant
familly=famille
guide=guide
ancient=ancien
point=point

etc.

英語をすでに学習している人なら、
スムーズなフランス語学習と
なることでしょう。


1,読みやすい、
2,文法が学びやすい
3,英語の知識を応用しやすい

この3つの理由から、
フランス語の学習をおすすめします。



ここまでお読みいただき、
ありがとうございます。


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