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最低限押さえておくべき株式投資3つの指標

ふと、混乱してしまう株式投資の指標をまとめてみました。

1.PER:株価収益率  PER=株価/1株あたり純利益

今の株価を会社の利益と比べて割安かどうかを見る指標で、数字が低いほど割安。業種によって異なるが、PER15倍程度が標準とされる。利益を全て配当に回した場合、何年で元本を回収できるかを表している。

メリット:計算が簡単なため、過去の実績や競合企業、市場全体との比較が容易にできる

デメリット:赤字企業には使えない。利益は期によってぶれやすいため、成長企業などには使いづらい


2.PBR:株価純資産倍率  PBR=株価/1株当たり純資産

会社の純資産から見て今の株価が割安かどうかを測る指標で、PBRが1倍より低いと割安と判断される。また、1株あたり純資産は起業の解散価値といえるため、PBR1倍は株価と解散価値が同じ水準といえ、株価の下限と考えられる。

メリット:計算や容易で、赤字企業でも使える。過去の実績や競合企業、市場全体との比較が容易にできる

デメリット:現在の純資産を基に判断する指標のため、将来性を測れない


3.ROE:自己資本利益率  ROE=当期純利益/自己資本

株主が供出した資本を用いて、企業がどれだけ利益を上げたのか、投資効率を測る指標

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