俺がニーチェだったかもしれねぇ

どうも、恋愛関係以外のすべての人生経験を経験した弱者男性です!つまり人生経験が少ないということです。

そもそも人生経験ってなんだよ
本稿においては、些細な出来事を含める、記憶に残った出来事のすべてを人生経験と呼称する。
少し難しい言い回しをしたけど、ついてこれるか?このスピードに

まあこんな前置きをしたってことは
今からどうでもいい話をするって訳なんだけど、
暇な奴は読んでいってくれや。
ちょっと女子には分かりにくい話をするから、可能な限り誰が読んでも
伝わるように努力はするけど、つまんねって思ったら全然帰ってくれ。

男子トイレっていう機能性

男子トイレってか、小便器の話よ
そう、男が気持ちよく小便をぶっ放すためだけに
計算しつくされた構造物。
あれについての話をしたい訳よ

世の中ね、結構いろんな小便器があるのよ。
形状は結局どれも同じなんだけどね、目の前がガラスで
やけに開放感がある小便器の空間とかあるわけ。
そういうところで用を足すとあれだね、
かなり緊張しちゃうよね。
目の前が公園だったりするの、具体的な場所は伏せるけど、
公園の滑り台の上に立ったらギリ俺の息子が見えるんじゃないかって
トイレもあるくらい。

小便器の歴史というか、尿専用のトイレっていうのは以外にも歴史が長くて
その話は真面目な話になるからいつかまた書けたらいいなと思うけれど
今回はそんな俺らの大事な小便器に対して俺の抱いてる感情をね
書いていこうと思うよ。

「小便器への感情ってなんやねん」って思う人もいると思う。
まあ落ち着けよ、聞いたら何となくわかるって思うはずだから。

結論から言うとさ
俺、小便器見ると安心すんだよね。

だから、落ち着けって(笑)
小便器見て安心するのはキモめの変態って思う気持ちは分かる、
分かるよ、けど最後まで聞けって。
せっかちはモテないぞ。

この前の、結構最近の話なんだけどさ、
その日俺めっちゃおなか痛かったの。で、トイレ探すんだけど、
その日バイトのために都会にいたんだけど
都会ってコンビニにもトイレない事が多くて、
「店の前でトイレするぞクソがボケ」
とか心の中で悪態付きながらうろうろしてたわけ。

どんどん高まる便意に、狭まる視界
焦る脳内、迫るリミット
見えない光明、宛先不明の怒り

やっと見つけたと思ったトイレがめっちゃ汚くて
用を足すのを断念したときの俺の足取りの重さ、

そんな精神状態でやっと見つけた清潔そうなトイレ
俺の歩みは自然と早くなった。
早く救われたいと、この苦しみから解放されたいと
ほぼ無意識に近い状態でまっすぐに
俺にとっての天国へ踏み込んだんだよ。

そこで踏み込んだ直後の話
それが今回の本題なんだけど。
公衆トイレって入った直後に小便器が見えないとさ
男子トイレかどうか分らなくね???
俺その小便器が見えるまでの数歩がめちゃめちゃ怖かった。
これ女子トイレだったらどうしよ、
捕まるし、びっくりして漏らすかもしれないし、
急にダブルプレー、唐突な2アウト
俺の人生に突き付けられる厳しい現実。
弱者男性に幸せは許されないのか。

そこで俺は思ったわけよ
「小便器は出入り口から見やすいところに置くべきじゃね?」って

とか思ってたらそこは男子トイレでよかった。
そのまま大便器に突入し俺の苦しみはトイレットペーパーとともに流された
神はいる。そう思ったね。

しかし安心したら直前の自分の考えのおかしさに気付いたわけ
「小便器が見えるところにあったらオテンテンみえちゃうじゃん」
いやぁ俺は賢い、事件は起きる前に対策するのが大事ってこと。
公然わいせつを未然に防いだファインプレー。
これはチームを救う一打。

小便器は見えた方が便利だけど、見えない方がいい。
もし外から小便器が見える時、それは外から小便器が見られているということ。
プライバシーは守られない。
そう、基本的に見えない方がいいに決まってんだ。

自分なりの結論を導きながら俺は手を洗っていた。
このトイレが見える見えない問題をうまくまとめたようなことわざ、
なんか無かったかな。なんて考えてた。

そこで思い出したんだよ
「外から小便器を見つけられるとき、小便器を使う人は見られているのである」
これに酷似した言葉を
「お前が深淵を覗く時、深淵もまたお前を覗いているのである」

これだ。

俺がニーチェより先に生まれていたのならば、
俺がニーチェだったかもしれねぇ。

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