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「捨て身で勝負!」 山本太郎氏が衆院議員辞職 れいわ新選組代表参院選選挙区出馬の意向⏩野党惨敗で「政治の暴走を食い止めるため」「参議院選挙後には3年間の空白、大政翼賛状態を防ぐ」

【「また捨て身」 山本太郎氏が衆院議員辞職 れいわ新選組代表参院選選挙区出馬の意向⏩野党惨敗で「政治の暴走を食い止めるため」「参議院選挙後には3年間の空白、大政翼賛状態を防ぐ」】
 れいわ新選組の山本太郎議員が自身のブログを更新し、衆議院議員を辞職した経緯を説明しました。
【山本太郎のオフィシャルブログ 山本太郎がなぜ議員辞職するのか?】
 ブログの中で山本代表は「選挙の空白期間に行われるであろう、 政治の暴走を食い止めるためです。 今年の参院選が終わったあと次の国政選挙は衆院選挙となる予定ですが、 最大で3年間、選挙がない状態が想定されます」と述べ、今年の参議院選挙が終わった後は3年以上も国政選挙がないと指摘。
 また「今年6月の参院選で、現在の野党勢力が圧勝、大勝するなどの雰囲気は一切なく、自民党や維新の会が増加し、政治が暴走する恐れがある」
 として「政治の暴走を止めるために衆議院議員を辞めて、参議院選挙に全力投球する方向で決断した」と語っている。

【この読みは当然だ。れいわの視点では「消費税増税」、「雇用破壊」、「憲法改悪」など警戒している】
 今の世論調査やウクライナ侵略戦争、北のミサイル発射、中国の台頭などで空気は、「日本の安全保障」は焦点になるは必定である。
 そうなれば、存在感のない「立憲民主党」を初め、野党は参議院選挙では勝てないだろう。
 逆に、「威勢のいい」話をしてる自民、維新などが勢力を増やすだろう。
山本氏は具体的例で「消費税増税、社会保険料の値上げ、更なる不安定雇用の加速、グローバル企業のための更なる行きすぎた貿易の自由化、憲法の改悪、近隣諸国に対する好戦的外交、東アジアの不安定化、場合によっては日本が戦争の当事者になり得る事態も想定しなければなりません」とブログで語っている。
 納得するし、向こう解散総選挙がない限り、3年間こういう勢力が日本という国の形を大きく変える可能性があるのは確実である。

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【参議院選挙では野党の苦戦が予想されている参議院選挙 山本太郎代表が衆議院議員の職を辞めて、参議院選挙で議席を上乗せを狙った形】
 更に、同ブログでは「政治の空白期間において更なる生活者の破壊、中小事業者の破壊、 ひいては国の破壊が本格化する恐れがある中、その暴走のブレーキとなり、 れいわがかねてから訴えている。「積極財政」に少しでも現実を近づけるためにも自分自身の衆議院議員としての立場を捨てて、今回の参議院選挙に挑戦する以外に道はない、と判断しました」とも書いてあり、熱い参議院選挙を目指して奮戦すると強調されている。

【山本太郎のオフィシャルブログ 山本太郎がなぜ議員辞職するのか2022/04/15 14:36】
 山本太郎です。
突然ですが、議員辞職することとなりました。
今年6月の参議院選挙に出馬するためです。
私の議席は、比例で繰り上がり、
くしぶち万里が衆院で仕事をいたします。
衆院選挙では、全力で応援をいただきながら、
このような勝手な振る舞いすることをお許しください。
どうか熱く厚く見守り、
これからも歩みをともにしていただければ幸いです。
山本太郎 詳しくは以下をご覧ください。
ーーーーーー
辞職してどうするのか。参議院選挙に出馬します。
なぜ辞職してまで出馬するのか、その理由は、
選挙の空白期間に行われるであろう、政治の暴走を食い止めるためです。
今年の参院選が終わったあと、次の国政選挙は衆院選挙となる予定ですが、
最大で3年間、選挙がない状態が想定されます。
これは、「黄金の3年」とも呼ばれる、国政選挙をしなくてもいい期間、3年の空白期間、となります。
今年6月の参院選で、現在の野党勢力が圧勝する、大勝するなどの雰囲気は一切なく、自民公明が数を減らしすぎない程度に勝利し、結果、野党の皮を被った維新のような事実上の与党勢力が議席を伸ばす可能性もあります。
そういった状況で、3年間、国政選挙が行われない、という空白期間があれば、政治が暴走する期間となり、さまざまな改悪が大胆に行われる恐れがあります。
例えば、消費税増税、社会保険料の値上げ、更なる不安定雇用の加速、
グローバル企業のための更なる行きすぎた貿易の自由化、
憲法の改悪、近隣諸国に対する好戦的外交、東アジアの不安定化、
場合によっては日本が戦争の当事者になり得る事態も想定しなければなりません。

【【記者会見詳報】参院選選挙区出馬の意向 山本太郎氏が衆院議員辞職 れいわ新選組代表 東京新聞 2022年4月15日 16時07分】

山本氏の記者会見での主な発言は以下の通りーー。
◆「政治の暴走を食い止めたい」
「参議院選挙が終わった後、政治的な空白期間、選挙の空白期間ができます。その間に行われるであろう政治の暴走を何としても食い止めなければならない」
※「選挙の空白期間」ーー衆院選は2021年10月に行われたばかりで、衆院解散が行わなければ次の選挙は25年秋となる。一方、参院選は3年おきにあるため、今夏の次は25年夏となる。このため、最長で3年間国政選挙が行われない可能性がある。
「自民、公明党の多数と、与党側の顔をかぶった維新のような政党が伸びていく。そういう状況になったとしたら、その後の3年間の空白期間は非常に危険なものになる。そういう認識です」
◆消費税増税、雇用破壊、憲法改悪など警戒
「どのような危険が訪れるかということですが、おそらく消費税増税とか雇用の破壊加速とか貿易協定の拡大とか。憲法の改悪はもちろんのこと、今の状況が続けば好戦的な外交も継続されると思います」
 「国会の中で最大限大きな声を上げ、そして今行われている危機というものに対して、この国に生きる人々に共有できるような存在、要は空気を読まない私たちが議席を増やし、その声を大きくして行く必要があると思っています」
◆暴走を止める勢力を拡大する必要がある
 「これから行われる危険性に対して、大きく警鐘を鳴らしブレーキになれるような勢力を拡大する必要がある。そういった思いで次の参議院選挙に立候補する必要があると判断しました」
 「政治の空白期間に、生活者の破壊とか中小事業者の破壊とか、この国の破壊、衰退を加速させることを、なんとしてでも止めなければならない。そのためにもこのような決断が必要だったと思っています。衆議院議員としての立場を捨てて、今回の参院選に挑戦する以外ないと言う判断です」
 「皆さんの力を集めて、さらに拡大をしていきながら、永田町の中でも嫌がられる存在という勢力の拡大をやっていきたいという思いです」
ーー以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【参議院で立憲民主党など野党は完敗は確実でしょう。これも、そういう空気の中で生まれた、山本太郎らしい発想だろう】
 自公政権+国民民主と維新などは、完全に与党である。6月の参議院選挙では、野党は立憲民主党など完敗は確実であろう。
 国会でも、野党第一党の「立憲民主党」の存在感は示せなかった。そして、連日報道される「ロシアのウクライナの侵略」の酷さ。更には、中国の台頭と北朝鮮のミサイル発射実験。
 山本氏がいってるように、下手をすれば憲法9条の改正前に「場合によっては日本が戦争の当事者になり得る事態も想定」される現実である。
 「敵基地攻撃」などが堂々と議論されているが、仮にこれを行使すれば、相手からは「宣戦布告」と見なされる。従って、憲法改正の暇もなく、9条は無能化されるのだ。

【庶民目線に重点のれいわ新選組・山本太郎氏らしい視点である】
 3年間も国政選挙がなけば、国民は脆弱した「野党」の声など全く無視するに決まっている。 安倍一強の政権下では完全にそうだった。
 「議会制民主主義」の根幹までも失い。悪夢のような国会、政策ばかり強行した。 80年前の戦争での「不戦の誓い」が薄れていくのが危険である。
 更に、庶民の暮らしであるが、これも、おそらく消費税増税とか、社会保障制度での負担増。 そして、雇用のさらなる非正規雇用や派遣社員の増加などの雇用者破壊が加速するだろう。
 つまり、国民不在のやりたい放題の政治がまかり通ると推察できる。
 単的にいえば、「国家体制」に重点が置かれて、主権者であり納税者の「権利」などは、国家のためにだけ予算配分がなされるであろう。
 今でさえも、酷い貧困層と富裕層の格差は確実に拡大していく。ネットを見ると、れいわの公約を全く知らないで、バッシングしてる投稿ばかりが目立つ。
 「大型財政出動」がれいわの柱になっている。やはり、マスコミなど議席数が足りないために、そういう内容を訴えられていないし、認知度が低い。

ここで、なかなか鋭い事を言っている一月万冊の動画のなかで、ジャーナリストで元朝日新聞記者の佐藤章氏がいつものように、これを解説している
(長いが、時間がある方は是非見て欲しい)
#巨悪を倒す小さなイイネ
【山本太郎議員辞職!彼が感じている日本が戦争に巻き込まれるリアルな危機。更に消費税は経団連のシナリオ通り17%へ行ってしまう。元朝日新聞・記者佐藤章さんの解説】


とにかく、与党中心の国会勢力になるのは初めてではないだろうかーー。
【まさに戦前の「大日本帝国憲法下」の戦前期の日本の政治において出来た、「大政翼賛会」となる可能性がある
……これは、1940年(昭和15)10月12日に近衛文麿を中心とする新体制運動の結果、結成された。翼賛会は経済新体制(統制会)、勤労新体制(大日本産業報国会)と並ぶ「高度国防国家体制」の政治的中心組織であり、大政翼賛運動の推進組織として位置づけられた。内務官僚と警察が主導権を握る行政補助機関となっていった。
 結果として、全国民は日常生活まで内務官僚と警察の支配を受けることになった。ここに翼賛会体制=日本ファシズムの国民支配組織が確立し、憲兵支配の強化と相まって、治安対策的にはほとんど完璧な権力支配ができあがった歴史がある。……

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これらは、日本の敗戦。新しい憲法の中でみなおされた。
 まあ、当時は世界で戦争があったからでもあるが、今の憲法があっても、おそらくは似たような体制になることが予想される。なぜなら、これらに対抗しうる、政党が選挙で埋没して、反対機能など脆弱すぎるほど脆弱になるからである。
 とにかく、参議院選挙でそういうことにまで刮目しないと大変危険な日本になる。
 れいわ、立憲民主党、共産党、社民党など少しでも、野党議員が多くなければならない。


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