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右手に「正しいものを正しくつくる」、左手に「組織を芯からアジャイルにする」(左手編)

組織における循環する活動の構造
・「こうありたい」という意図(狙い、目的) 
・意図を実現するための 「こうしよう」という方針(目標、戦略)
・方針に沿って「こうする」と実行(行動、実践)する
・実行した結果を意図と方針にフィードバックして適応させる

左手編に参加しました。
日頃の組織活動において身近にある「意図、方針、実行」。改めて見つめなおすきっかけにしたいと思います。

組織の価値とは

組織の整合先は社会環境
 整合先=社会環境
 整合元=組織(活動)

整合を取ることによって生まれる価値は
「社会環境の課題解決」

組織としての「知行合一」
社会環境の変化が早ければ遅滞なく整合を取る必要があることは、そうであろうと思います。組織活動において整合を取るべきいくつもの組み合わせに対して、知って行動することを遅滞なく行うことが大切であることも分かります。そうであろう、大切であると分かるのですが、「社会環境」と「組織活動」の目線で捉えようとすると「それはそうだがどうしたらよいのか」となってしまいます。そこで、私達がそれぞれ置かれている立場や状況に応じた目線や用語で表現しなおしてみると分かりやすくなります。
「社会環境」と「組織」の対は、例えば「顧客」と「営業担当」かもしれないし、「事業部」と「人事部」かもしれません。右手編に出てきた「仕様」と「ソフトウエア」、「ユーザー」と「プロダクト」に取り囲まれる状況なのであれば、それらに着目して「開発部門」と「品質保証部門」、「企画部門」と「開発部門」のような組み合わせも見えてきます。自分ごととなる組み合わせが見えてきたら、それらの整合を取るためにどうするか、と考えることができそうです。

フィードバックを得て学び、実践する

手がかりは「プロダクトづくり」にある。探索と適応がそこにある。顧客と対話することによって分かっていなかったことが分かる。

顧客との対話には仮説をもってあたり、仮説が違っていることが分かれば、既存の知識を改めて学び直し、方向性を決めなおす。そして、新たな方向性に基づいて次の仮説とアクションを決めて実行する』
これは、プロダクトづくりの文脈に合致するものですが、プロダクトづくり以外でも当てはまることだと思います。私自身、プロダクトづくり以外の場面で腹落ちしたことがあり、アジャイルのマインドセットで臨めることとして気づきを得ることができました。

・仮説をもって顧客と対話する
・仮説が違っていることが分かればそれは成果であり新たな学び
・学びをフィードバックして次の対話に臨む

そしてチャンスはスプリントの数だけある、ということも併せて携えておきます。

右手編と左手編のイベントで、共に時間を過ごせたことに感謝しています。
右手編と左手編を相互に持ち出しながら、身近な一隅をわずかでも照らすことができればと、その一念で引き続き臨みたいと思います。

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