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ここ最近の映像というもの

同じ案件でも撮影や編集の仕方で最終的に仕上がる動画が
代わってくる。

撮影がうまい人、編集がうまい人
もちろんその両方がうまい人

技術者もある程度、年齢が過ぎると根本的に考えが固まりすぎて
モノづくりに対する革新が起きなくなる。
そういう人を何人も何人も見てきました。
革新が起きない人は毎回同じような作りしかできない。
アイデアや引き出しが少ない、柔軟性が足りない、固定概念が強すぎるなど
様々な成長を妨げる要因が存在する。
そうならないためにもあなたは何か出来てますか??

撮影や編集で毎回工夫していますか?

私は毎回、その時に応じて前回と違うことを試みています。
それは撮影はもちろん編集においても同様です。
全部が全部、新しいアイデアである必要は無いのです。
動画が出来上がった際に、一つでも工夫をしようとする気持ちが大事だと
私は考えています。

撮影においても、編集においても得意・不得意のジャンルはあると思います。私が常に心掛けていることとして撮影時には、ある程度、編集時のイメージを想定し、編集の時に困らないように、必要以上の映像を収録します。
基本的に情報番組やニュースのような動画を制作することが多いので、どうしてもそのような撮影方法を毎回行います。
もちろん、ディレクターがいた場合の撮影時もそのスタンスは変わりません。ディレクターがその映像が欲しいというものを撮影した上で、更に自分が、この映像がどうだろうかというカットをプラスして撮影します。ディレクターへの挑戦状みたいなものです。

編集時においては、基本はシンプルな編集を好みますが、
毎回テロップなどの作り方で、試行錯誤しながら、挑戦しています。
エフェクトなどは、ここぞというときにしか使わない方が多いです。
ここ最近の映像は、やたらとぐちゃぐちゃといじくりまわすことが多いですが、エフェクトなどはここぞというときに使わないと効果がないからです。

誰でも映像を気軽につくれる時代

ここ近年はyoutubeなどで映像を知らなくても配信や動画を公開できるようになって、映像の基本というものが、ほとんど無視されるようになってきました。それはTVでの映像に関しても同じことが言えます。

基本を知らなくとも撮影はできます。
映像編集もできます。
今の時代だと、楽しければ何でもありという風潮に関しては
映像制作という仕事をしているものにとっては、
正直あまり面白くない時代でもあります。



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