通っている鍼灸治療院で不思議なことが起こった話

※３６６日間チャレンジ、３９日目。

３週間前から、自宅近くの鍼灸治療院で、五十肩の治療を受け始めた。

うちの近隣は、どういうわけだか、治療院の激戦区で、狭いエリアにたくさんのお店が集まっている。
今回治療に通う場所を決めるのも、Googleマップの口コミなどをしっかり読み込んで、
「ここかな・・・」
と思うお店に予約して行ってみたのだった。

特に五十肩について特化した場所ではないし、まあ、言うなればカンで選んだ、みたいなものだ。
ただ、通い始めて３週間目、はっきりと治療の成果が現れていて、とりあえず良かった、とは思う。

（私の場合、鍼治療は結構あちこち行っているので、ごめん、鍼治療に関しては、めちゃくちゃ判断基準が高いと思う・・・。トロントで通っていた治療院のケビン先生が、ちょっと規格外な天才ゴッドハンドだったもんで、あれを知ってしまったがために、半端な技術には満足できなくなってしまったのだ・・・。）

３回目の治療となる今日、担当の先生が、
「実は、うちの治療院で、不思議なことが起こりまして・・・」
なんておっしゃる。

なんだろう？と思ったら、

「先月の中旬くらいから、急に、いわゆる五十肩ですか、その症状を訴える患者さんが、立て続けに１０人近くお越しになってるんですよ。
　しかも、みなさん、かなりおつらい状況まで我慢した状態で。
　うちは、特に、五十肩について、宣伝しているわけじゃないんですけどね。
　でも、こんなに同じような症状の患者さんが、同じ時期にご新規でお越しになることって、すごく珍しいんです。
　いやー、不思議なんですよね・・・」

ということらしい。

まさに私と同じ状況ですね、１月中旬から通い始めてるし。かなり長い間、痛いのを我慢してて、もう無理！限界だー！って駆け込んでるし。

不思議なことも、あるもんですねえ・・・。

それにしても、体って、動かさないでいると、こんなに固くなるんですね。びっくりするほどです。自分の体じゃないみたい。動き方も変だし、左右の腕の動きがアンバランスで、歩いている時もしんどいくらい。

もともと体が硬くて、動かすのもあんまり好きじゃないし・・・なんて思っていたのだけれど、いやもう、びっくりするほど、肩まわりの筋肉やらなんやらかんやらが、がっちごっちに固まっていて、動かそうとするとめちゃくちゃ痛い。

鍼治療も、これまで感じたことのないような感触がある。ほんとに硬くなってるんだな、と自分も感じる、というか。鍼って、痛いのが怖いと思うと、行きたくなくなるんですよね・・・うーむ。

しかし、こんなにガッチガチに固まっていても、頑張って動かそうとしていると、柔らかくなってくるんですね、これまた不思議な感じです。五十肩が治った、という人も大勢いらっしゃるので、この固くて痛いのがいつか治るのかもしれないと思うと、なんだか楽しみだし、そんなことあるのかな、あるんだったら体験してみたいな、という気持ちもあります。