楽しくキャッチボールをするために必要なこと
※366日間チャレンジ、203日目。
本田健さんのYouTube、たまに拝見しているのだけど、この回は本当にそうだよなあ〜、と思った。
運気を下げる、とタイトルにあるけれど、コミュニケーションの基本的なマナーというか、エチケットについての、とてもわかりやすく解説された、短い動画。
私はいい歳をして、未だに時々、コミュニケーションでマナー違反をしてしまう。
いわゆる、
『会話のキャッチボールで暴投をしてしまう』
というタイプのマナー違反だ。
実際の、物理的なボールを使ってのキャッチボールなら、本当にわかりやすい。
楽しくキャッチボールをして、またこの人とキャッチボールを楽しみたいな、と思ってもらいたいなら、相手に取りやすい球を投げることが絶対条件だ。
逆の立場ならすぐ分かる。
暴投ばかりして、こちらが走り回って疲れたり、わざと意地悪な投げ方をして、手や体を痛めるような投げ方をする人とキャッチボールをしたら、楽しい気持ちになるはずがないし、
「またキャッチボールしたいな」
と思うわけがない。
表面上、その人と一緒にいるときは、我慢して笑顔でいるかもしれないけれど、心の中では
「もうこの人とキャッチボールするの、やめよう」
と思う。
言葉のキャッチボールも、同じことだ。
同じことなのに、うまくやるのは難しい。
反省することばかりだ。
最近よく言われる『マリッジハイ』『マタニティハイ』『出産ハイ』みたいなのも難しい。
「こういうのは喜ぶもんだ」
「こういう時は『おめでとうございます』とか『お幸せに』とか言うもんだ」
「こういう時は『がんばってね』とか言うもんだ」
みたいな、会話のフォーマットが心の深い部分にあって、それが老害として、世代の違う方々の前でついうっかり反射的に出てしまう。
悪気はないのだけど・・・あと、他にどう言ったらいいか分からなくて言ってしまったり、何も言えなくなってしまったりも、ある。
『旦那さん』『奥さん』の呼び方みたいなのとか、『ご結婚なさっていらっしゃるの?』『お子さんはいらっしゃるの?』とかみたいなことも、聞きたいと思ったときは、なるべく失礼のないように、誤解のないように、いろんな枕詞を乗せながら、おそるおそる聞いてみたりする(そして帰宅後どっと疲れる)。
特に、初対面の人と話すことで、自分の内側にある無意識のものが浮かび上がってきて『暴投』になってしまうこともある。
本当に、人とのコミュニケーションって、難しい。
でも、本当は私も、人と心が嬉しくなるキャッチボールを楽しみたいのだ。
だから、なるべく、正直に、でも失礼な暴投がないように、肩の力を抜いて、人と会話のキャッチボールができるようになりたい。
そのための神経系統を鍛えたい。
そのためには、練習が大切だよなあ〜。