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ラーメンの思い出

※366日間チャレンジ、143日目。

山形県は、ラーメン王国だ。
どこに行っても美味しいラーメンがあるし、しかも麺類全般(ラーメンに限らず、そば、うどん、麦切り、パスタまで)の盛りの量が、東京と比べて1.8倍ほどある。
山形県人に『そば』と言われたら、『中華そばか、日本そばか』を確認しないといけない。

私の中で山形二大中華そばは『米沢ラーメン』と『庄内ラーメン』なのだけど、実は米沢市は、隣の福島県の喜多方市と車で約1時間という距離にあり、米沢ラーメンと喜多方ラーメンを同じ日にハシゴして食べ比べる、という贅沢な遊びができる。

米沢ラーメンと喜多方ラーメンは、全く別物だし、それぞれに名店揃いなので、ラーメン好きにはたまらないラーメン旅ができると思う。

米沢ラーメンで一番好きなのは『熊文』の味噌ラーメン。
醤油も美味しいけど、味噌ラーメンの具が本当に美味しくて好き。
ひき肉が入った野菜炒めが絶妙な味わいなんだよなあ。
あと、米沢ラーメンのチャーシューは総じて肉が固い(そしてそれが美味しい)。

山形県内で有名な『冷やしラーメン』は、ただ単にラーメンスープを冷やしたものではない。
あれは、冷やしラーメン用の特製スープを仕込んでいるので、ぜひ冷やしラーメンがあったら食べてみてほしい。

喜多方ラーメンで好きなのは『食堂なまえ』。
都内にも、喜多方ラーメンというものを出すお店はいろいろあるんだけど、なまえのラーメン食べちゃったら、もう全然違うと感じるんだよなあ。
あっさりスープなのに出汁がすごい。
そして米沢ラーメンと全く違う、フワトロのチャーシュー。
喜多方は、朝からラーメンが食べられるお店もあるので、朝ラーを楽しむこともできる。

山形に話を戻すと、庄内地方の、鶴岡市や酒田市のラーメンもめちゃくちゃ美味しい。
鶴岡は『琴平荘』のラーメンが有名だけど、実は羽黒山に向かう途中に、琴平荘で修行なさったという店主が営む小さなラーメン店があって、そこのラーメンがめちゃくちゃ美味しい。

『琴の』の『あっさり』

あと、酒田市の、名前は忘れたけどお友達が勧めてくれたお店の『潮ラーメン』も、めちゃくちゃ美味しかった。

先日訪れた滋賀県も、どこに行っても何を食べても美味しかったけれど、山形県もかなりその路線。
そもそも住民がみんな舌が肥えてる。
普段から美味しい水を飲み、その水で育った美味しい米や野菜を食べ、その土地で育った牛や豚、鳥の美味しい肉を食べ、庄内の人たちならすぐ家の近所で採れた新鮮な魚を食べている。

舌が肥えてないはずがないのだ。

ラーメンも旨いに決まってる。

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