見出し画像

テレワーク中心の会社・部署のエンゲージメントへの考えが根本的に間違ってませんか?

こんにちは。今日も好き勝手な内容で失礼します。
組織のエンゲージメントを高めるって、企業で働く方は良く聞くようになってきましたね。管理職の方の悩みの種でもありますかね?

特に大半の社員がテレワークの会社や部署。

しかし、色々と間違っている会社が多そうと、偉そうですが思っています。

まず安易に「やっぱりテレワークだと対面で会うケースが少ないからなー。1対1のラフなミーティングを増やそう」とか「部門全体の楽しいイベントを増やそう」とか「成長を促す研修を受けやすくしよう」等と考えがちですね。

それらは間違っていないし、トレンドです。しかし、管理職の人達が意外に認識不足のことがあります。それは管理職と部下である一般社員の間には分厚い壁が存在していること。そしてそれは幹部社員自ら壁を厚くしているという事です。

評価する側の管理職と評価される側の一般社員は、いつまでたっても、気を許せる仲間になることは無理な話ということです。評価される側の一般社員は全てをさらけ出して本音を管理職に話せるわけはなく、気を使っている状態で接しています。そうではないケースもあるでしょうけど、一部だと思います。

次に一般社員が何にやりがいを感じるか?についての認識ですが、①、②、③は意識しているが、④と⑤を意識していない管理職の方多いのではないですか?
①成長を実感する(実力や経験値がアップする)
②成果を上げる
③上司に評価され、給料が上がる
④チーム内の仲間といい関係が築けている
⑤取引先やお客さんに評価される(貢献できているという実感が持てる)

④のチーム内でうまくいくことは、日々のモチベーションにも大きく関わります。学校時代を思い出せば当たり前です。しかし、人は管理職になったとたんに忘れがちです。

でも最も大事なのは、私は最後の項目ではないかと思います。
⑤の社外で接している方に喜んでもらえるということは、大きなやりがいになります。特に若い時は商品やサービスや様々な気遣いがお客さんの役に立って「いやー購入して良かったよ」「おかげ様で業務が楽にこなせるよ」等の言葉は、苦労を吹き飛ばしてくれるはず。

テレワーク中心の業務では、この仕事が誰の役に立っているのか分からない、いやなんのための仕事?という状態に社員がなっていませんでしょうか?淡々と業務をこなすことしか興味無い人も中にはいると思いますが、多くの人はリターンを求めます。

飲食店の方が、お客さんに無言で帰られるか、「美味しかったよ!」って言ってもらえるかでモチベーションが大きく変わるのと近いはずです。「もうちょっとこうすればもっといい」という要望を聞けるのでもいいはずです。

しかし、管理職になって何年かたつと、この現場感覚を忘れる人があまりに多いんですよね。経営層(上層部)からキツイ指示・お達しに普段さらされているからというのもありますが、「立場が人を育てる」と同時に「立場が人を退化させてしまう」こともあります。

では部署のエンゲージメントを高めるにはどうすればいいと言うのか?と思われたかもしれませんが、ケースバイケースですし私はコンサルタントでは無いので、あまり勝手なことをここに書くのはまずいと思っています(笑)。

あえてあげるなら次の2点です。
④チーム内の仲間といい関係が築けている
      ⇩
■一般社員だけのコミュニケーションの場を作ってあげる

その場に管理職は入らない場。プロ野球では選手だけの食事会が一番チームの結束を図る場だ・・に近い効果があると思います。

⑤取引先やお客さんに評価される(貢献できているという実感が持てる)
      ⇩
■お客さんと接する体験をタイミング良く作ってあげる

特に若手の方には月に1回か2回程度対面で、お客さんと接する場面を作るのが良いと思います。社会の中で自社製品と自分がどう役に立つのか?どう貢献していけば良いか?を丁度良い頻度で体験してもらうことです。案外この段取りは難しいですが、若手はこの体験で一気に成長できます。

という具合にオチが弱くて申し訳ない(いつもそうだ)のですが、エンゲージメントを高めるための方法を簡単に決める前に、今一度一般社員やお客さん(自社のマーメット)に寄り添って考えてみることをお勧めします。

以上偉そうな発言に終始したこと申し訳ございません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?