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とある学校の風景 2

最初、雑草はそう茂っている訳では無かった、が、いつしか名前が見えないぐらいになってしまったのであった

が、ここで疑問である、夏休みは既に終わっており、平日であれば500~600人からの人が通るはずであった、ところが、何も変わっていないのである

 誰もしないのか?

 「はだかの王様」だな、とその人は思った

その王様は、詐欺師に引っかかって大勢の前で恥をかくところを、子供に指摘されたことで助かったのだ、今回は、指摘した子供はいないのだ

 すると、どうなるのか

言うなれば、誰もが「誰かやってくれないかな」と思う「お見合い」の状態となる
物語の王様は子供のおかげで無事で済んだかもしれない、が、
今回はそのままなのである、動きもしないし、指摘もしない

が、ともかくも、雑草はある日刈り取られていたのであった

それでは、誰が?

続く

#コラム #学校 #小説 #風景

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