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個人で生き抜くためには『ブランディング』と『マネタイズ』が必要だ!

みなさんこんにちは。
笹本康貴(ささもとこうき)です。

今回は、私が2年間フリーランスとして活動する中で大切にしてきた『ブランディング』と『マネタイズ』についてです。この2つは両軸でワンセットなので、両方とも大事です。そして順番は、ブランディングをしてから、マネタイズという流れになります。

ブランディング  →→→ マネタイズ

無名の私が2年間このブランディングの土台を地道に築いてきた結果、複数のWEBメディアさんに取材して頂くようになったり、ウェビナーにゲスト登壇させて頂いたり、最近では某テレビキー局のゴールデンタイムの番組に密着取材を受けるようになりました。
もちろんマネタイズの面では、複数の案件を獲得し安定的な収入も得ております。(※ウェビナーでは、423名の方からお申し込みを頂き大盛況でした。)

「ブランディングをしてからマネタイズ」という順序ですが、今回はこの流れを可視化し、フリーランスになったばかりの方や、会社員だけど今後副業(複業)を行うにあたり自身のポジショニングを明確にしたい方の参考になれば幸いです。

0. ブランディングとは『曖昧』である

早速話を始めていきたいところではありますが、”ブランディング”とは曖昧な言葉であり、特に個人にブランディングを掛けることを”セルフブランディング”と言いますが、尚更曖昧でありかつ抽象的だなと思います。先日はこのようなツイートを見かけました。

上記のツイートが正しいかどうかという話ではなく、そもそも多くの方が認識してない、かつ「事実を見せかけるようなこと」と誤解されてることが多いです。なので、下記の引用を元にここでは認識統一します。

「ブランド」を消費者に認知させ、市場における自社(商品)のポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動です。
(引用:意外と知らない?「ブランディング」とは。正しい意味を理解しよう)https://innova-jp.com/branding/

要は、「カフェと言ったらスタバだよね!」とか「ECと言ったらAmazonだよね!」と言うように、セルフブランディングも同様に『自分と言ったら●!』というポジショニングをすることに近しいと理解してます。

1. マインドマップから自分自身を紐解こう!

マインドマップ

さてここからが「ブランディングとマネタイズ」の話になります。

まず『セルフブランディング』を構築する上で大事なことは、自己理解です。自分とは何者なのか、自分が持っているスキル(強み)は何か、他者と差別化できるポイントはどこか、などをマインドマップを通じて自己理解を深めます。(※マインドマップのやり方については、ググれば沢山情報が出てくるのでここでは割愛します。)

ある程度自己理解が深まったところで次に重要なことは、「自分とは●●である」と定めることです。ここのは以後変動してもOKですが、できる限り固定の方がいいです。私の場合、当時フリーランスでマーケターの方が少なかったので下記にてセルフブランディングを掛けてました。

”笹本康貴 × フリーランス × マーケティング”

イメージは、職種にもう1つ情報を掛け合わせて、『差別化』を図ることが重要であり、自分の名前でググった時に、どんなキーワードが紐づいて欲しいか?を連想すると良いですね。

2. 発信しまくる!

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今の時代では当たり前かもしれませんが、自分の活動を積極的に発信することが大事です。理由は、発信しないと誰も気づいてくれないからです。当たり前のことですが多くの方が単純に「面倒臭い」という理由から発信を疎かにする傾向があります。ブランディングもマネタイズも大事なことは「地道な作業」です。また頻繁にSNSやブログ媒体をどう使い分ければいいですか?と聞かれるので、私の使い分けを参考に記載します。

note:まとまった思考のアウトプット、ノウハウの共有(定期発信)
Twitter:日々の気づき、活動の発信(毎日発信)
Facebook:取材やイベントごとの報告・共有(都度配信)
Instagram:プライベートを写真を通じて発信(都度配信)

3. インタビュー・取材を受ける!

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セルフブランディングの中で最も重要なことが、第三者からインタビューや取材を受けることです。これはそう簡単ではありませんが、大変重要であり必要です。なぜならば、今の時代自分で発信することは小学生でも出来るからこそ、以前に比べて発言の信憑性に欠けるので、第三者から「●●さんはこういう人です〜」といった他者評価が重要になります。

では、無名な個人がどうやって他者から取材やインタビューを受けるのかというと、『自分で自分を売り込む』に限ります。企業で営業活動をされた経験がある方なら容易に想像が付くと思いますが、現代でモノやサービスを売り込むことはそう簡単ではないです。だからこそ、相手が自分を取材するメリットとは何か?を「1. マインドマップから自分自身を紐解こう!」にて明確にし、「2. 発信しまくる!」にて説明した通り、noteにて自分とは何者なのか?について書き発信し、それを元に営業活動をしてました。

『営業活動』とは、自分のブランディングに合いそうな方やWEBメディアにて売り込むことを指しており、実際にTwitterのDMにて片っ端からWEBメディアの担当者に営業を掛けていました。
(※東京フリーランスを運営されている初芝さんに当時DMを送り、実際に取材頂きました。)

実際のDMはこちら👇

スクリーンショット 2021-03-29 17.57.06

取材頂いた記事はこちら👇

4. ポートフォリオを作る!

ポートフォリオ

エンジニアやデザイナーの方々においては当たり前だと思いますが、ビジネス職の方々も『ポートフォリオ』の作成は必須です。なぜならば、ビジネス職は中々過去実績が出しづらく目に見えるアウトプットが出しづらいからこそ、『自分とは●●なのだ!』と自ら発信し提示することが大事です。

もちろん私も初めは提示出来るアウトプットがなく、自分の略歴やビジョンを載せており、そこから少しずつ取材・インタビュー記事を載せたり、ウェビナー実績を載せております。ポートフォリオの作成方法に関しては、参考になるものが多いので、noteにて検索頂くといいかもしれません。参考までに私のポートフォリオはこちら。

5. 人として繋がり、まずやってみる!

繋がり

ここまでは主に「セルフブランディング」についての方法論でしたが、最後は『マネタイズ』についてです。これまでの1~4までを実践すれば「自分とは●●である!」と提示出来る状況になるかと思うので、後はこれを営業活動を通じて知人や案件紹介会社に伝えるだけです。

個人で仕事をする場合、「気づいたら仕事がやってくる」なんてことは当たり前ですがありません。自ら世に出て自分を売りに行く必要があり、私の場合はフリーランス成りたての頃知人にLINEやFacebookメッセンジャーを通じて数百件も仕事の依頼をしました(笑)。泥臭く自分を売るとはこういうことだと会社員時代に営業をやっていた頃を思い出しました。

ここで大事なことは、案件を頂く云々の前に『人としてどれだけ繋がれているか?』ということです。なぜならば、自分よりも優秀な人は多くいるので、スキルで案件を受けるとスキルが劣化した場合、または自身のスキルよりも秀でた人が別で出た場合、案件が切られる可能性が大きいからです。

だからこそ、人としてしっかり繋がり信頼関係を紡いだ後に案件を頂くことをお勧めします。また、案件を頂いた暁には、120%コミットして全力で取り組むことが重要です。自分が無名だからこそ、小さな火種を大事に大事に育てて大きくしていく必要があります。

この火種を徐々に大きくしていけば、実績が積み上がり、周りからの信頼が増し、自身の市場価値が自然と上がり、最終的に案件単価が上がり、安定してマネタイズが可能になります。

まとめ

『ブランディングとマネタイズ』におけるまとめです。

1. マインドマップから自分自身を紐解こう!
2. 発信しまくる!
3. インタビュー・取材を受ける!
4. ポートフォリオを作る!
5. 人として繋がり、まずやってみる!

この1~5までの流れが、私がこの2年間フリーランスとして行ってきた基盤作りになります。もちろんこれが正しいとは思ってませんし、もっと効率の良い方法はあるかもしれません。

ただ大事なことは、全ては『積み上げ』ということです。ブランディングもマネタイズも全て地道な作業の繰り返しです。今日の活動が明日に繋がると考えると、今日も本気で仕事しよう!ってなりますよね。

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