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ささみりんがコロナに感染した原因と、コロナに感染した後の軽症者の流れを書いてみた。

おこんにちは。
ささみりんです。

ささみサロンのメンバーやら、関係各位にはすでに伝えたのですが、僕は12月15日に新型コロナウィルスに感染しました。

まさか、前回の最後の日記のネタが「コロナネタ」だったにも関わらず、今回もこうして感染する事になるとは…何の因果なのだか…

体調面の方ですが、現在2020年12月17日12:00時点では、若干の鼻水やせき・体のだるさなどがあります(病み上がり直後の症状に近いです)が、大変元気になり普通の社会人なら「んじゃ今日から出社するか~」程度の元気さです。

恐らくこれはとても軽症中の軽症(と言うか、ただの風邪だった)のですが、実際にコロナに感染中の30代男性のサンプル1として知ってくれたらなと思います。

※この日記は2020年12月17日に書いたものです。covid-19の最新情報等は、諸々の公的機関の情報を最優先にして判断するようにお願い致します。


疫学調査の結果は「感染経路不明」

僕が新型コロナに感染した経緯ですが、はっきり言ってよく分かりません。

自慢じゃないですが、その辺にいる人よりも感染対策は意識的に行っていましたし、手洗いやマスクも徹底していました。

また、後で書きますが保健所から感染経路を2週間前から遡って確認も受けましたが、結論「感染経路不明」でした。

つまり、日常生活でどれだけ気を付けていても「感染するときは感染する」のが、最近のコロナのトレンドのようです。


ただ、強いて心当たりを上げるとするならば(疫学調査では濃厚接触には当たらないと判定を受けましたが)以下のシーンが、発症までの2週間で「もしかしたら」のシーンです。

・髪を切りに行った(もちろん全員マスク着用)
・行きつけのカフェに行った(1組大声で会話するバカがいた)
・契約中のシェアオフィスで仕事をした(全員マスク着用)
・ファミマのイートインコーナーを利用した(当然ぼっち飯)
・義父の関係でコロナ関連の病院に行った(当然グリーンゾーンを移動)
・義母の家に発熱前から5日ほど通っていた(義母はPCR陰性)

これらの内容を日時を追って順番に確認をしていきましたが、どれも可能性としては薄いとの判断でした。一体どこで感染したのやら…


最も心当たりがあるのは「ささみりんの体調不良説」


実は、僕がコロナに罹る2週間前から義父も先日新型コロナウィルスに感染しており、その関係で、僕が発熱するまでの2週間は怒涛の状態になっていました。

そこに平時のサロン運営の仕事も重なっていたので、僕にも心身の負荷が異常に掛かり、目の周りに「ヘルペス」ができてました。

僕の体は割と分かりやすく、身体面や精神面で一定の負荷が掛かり過ぎるとヘルペスができる体質なのです。

そのため、普段の僕は目の周りにヘルペスが出来た時は「ここら辺でブレーキしましょう」という体からのサインとして扱っていました。

ただ、先にも述べた通り、さすがに義父の件はまったなしの状態だったので、もう一段階アクセルを踏み込んだ直後にコロナの発熱が確認されたという感じです。

なので、コロナの予防として過度な精神的・身体的ストレスを極力回避することは、体の免疫を維持する上でとても重要なのだと思います。(あくまでサンプル1の話ですが…)


心当たり②「ささみりんのビタミン不足説」


実はもう一つ、僕がヘルペスを発症した時期に関係して、辞めてしまったとある生活習慣も関係しているかなと思っています。

それが「ビタミンD」の不足です。

この辺は、エビデンスベースでの決着はまだですが、ここ最近の研究では「体内のビタミンD濃度が高い方がコロナの感染リスクや重症化リスクが下がる」という仮説が世界中で増えています。

もちろん、これは統計で見た時に相関関係があるだけに過ぎず、科学的な根拠がある訳ではありません。

ですが、僕らよりも数千倍頭の賢い人らが研究した結果なのだから一考の余地は十分あると言えます。


このビタミンDですが、通常は食べ物だけでなく日光に当たることでも生成される物質です。

ただ、義父の件とも関連して、ここ数日は臨戦態勢で自宅にいたので、ほとんど日光に当たっていなかったんですよね…

そうなると、体調不良とビタミンDの不足が重なって、コロナに感染しやすい体になっていたのかなぁ…ってのは濃厚な線だと個人的には思っています。


発熱直後は心理的なプレッシャーが凄まじかった。

んで、コロナが発症した時の感覚なんですが、僕の場合は12月14日の21時頃から腰骨に違和感を感じ、「今日のタクシーの座席が狭かったからなぁ」とのんきな事を思っていました。

ですが、だんだんと時間が経つにつれ、その痛みがインフルエンザにある骨の痛みと近い事に気が付き「まさかな…」と思いつつ布団に入りました。

丁度その日の夜は、義父がコロナによって危篤状態になっていたので、いつでも電話を受け取れるように眠りを浅くしていたんですが、それが仇となりました。

結局、夜中の3時くらいに急に汗が噴き出してきて、ジワジワと熱が上がりだし「これ、アカン奴や…」と、言葉には言い表せないプレッシャーが押し寄せてきました。


義父は「アラ古希・肺気腫・糖尿病」の3冠王だったので、コロナに感染したら一発アウトってのは頭の中では分かっていましたし、30代のコロナ感染時の重症化率がSレアガチャよりも低い事も十分に理解しています。

ですが、やっぱり状況的に「今発症するのだけは勘弁してくれ~」と思いましたし、一瞬なりとも重症化や死の文字が頭の中で広がりました。

それに、義父の件で心の整理がついていない家族を残したまま、僕がコロナに感染したとなれば、シャレにならん状況になるのは明白です。

けど、発熱・発汗・体の痛みは止まらず、そのままマスクと体温計を取りに行き、スマホで妻に連絡を取ることになりました。

妻が電話越しに声を殺して泣いてたのが今でも本当に辛い。。


発熱直後にやったこと

エロ関連の削除(笑)

流石に義父の件で10日間近く死と向き合っていたので、万が一のことを考えて、僕が取った最初の手段はそれでした(笑) 今思えば消さなきゃよかったと本当に後悔している。

次にしたのが、マスクの装着と体温計・オキシメーターによる計測。

元々、万が一を想定して自宅にオキシメーターを用意していたのですが、まさか本当に出番が来るとは思わなんだ…

結果は、37.7度と98%(SpO2)なので、単なる発熱症状だけを確認。

通常、肺炎になると息苦しさを感じるのですが(経験談)、自分がコロナかもしれないと思いだすと、なんか急に息苦しい気分になったりするので、オキシメーターが自宅に1個あると安心感はかなり変わります。(次に紹介するホテル療養の対策としてもオキシーメーターがあると便利)

その後、万全の体制を整えた上で、自分の部屋にカギを掛けて妻に電話を掛けるという、ドラマチックな展開を真夜中にやっておりました。


発熱から抗原検査を受けるまで

12月15日の03:00に発熱してからは、朝にならないとコロナの相談センターに電話できないって事だったので、とりあえず9時になるまで寝るに寝れない状態が続きました。

そして、9時になったと同時に、コロナの相談センターへ電話。ネット上では全然つながらないと言われていましたが、2コール目で普通に繋がりました。


ささみ「あのぅ。昨日の夜から発熱してコロナの疑いかと思ったのですが…」

保健所「もう少し症状を詳しく聞かせて下さい」

ささみ「熱は37.7度、息苦しさは特になく、酸素濃度は98%で…」

保健所「んじゃ、まずはかかりつけ医で診断受けてみて」

まさかのトリアージww

まぁ確かに感染が疑われた状態でも重症か軽症かで診断ルートを分けるのは当然だよなと諦め、普段から娘がお世話になっている小児科(一般診療も可)にお電話。


ささみ「すんません。発熱外来で受信したいんですが…」

小児科「娘ちゃんではなく、お父さんがですか?」

ささみ「はい…」

小児科「一応、コロナの簡単な診断(抗原検査)はうちでも対応していますが、抗原検査の場合、発熱してから24時間以上経たないと調べられないんですけど、それまで我慢できそうですか?」

ささみ「oh...了解です」

小児科「分かりました。では今日の一般診療が終わる19:30になったらお父さん一人で必ずマスクをして受診に来て下さいね。」


と、ここでもまさかの展開に。

この時に初めて知ったんですが、抗原検査だと検査時間は30分と短いんですが、発熱後24時間が経過しないと検査ができないのだとか。

なので、この間、妻と娘は祖母の家に避難して、不安な気持ちのまま一人で布団の中で過ごした時間が精神的にきつかったです。

※注1。後に保健所の指示で明らかになりましたが、この判断はNGみたいです。家族の誰かが発症した時点で、家族は全員濃厚接触者になるからだそうです。

※注2。つっても、この時点じゃ保健所はかかりつけ医に行けの一点ばりだったし、陽性とも陰性とも判断できないんだからしゃーねーだろとも思った。

※注3。幸い祖母の家は3階建てなので、後日、保健所の指示で祖母1階、母子3階の棲み分けがマンションよりも安全だろう判断になりました。(どーせ全員濃厚接触者ですし)


抗原検査と陽性確定のお知らせ

そして、診察時間が近づく夕方18時頃。

なんと、僕はほぼ平熱に戻り、体の倦怠感だけが残ったまま、後は至って普通の状態になりました。

その証拠に、病院に行く途中に、信号の色が変わりそうだからと無意識に横断歩道ダッシュが出来ている(笑)

もちろん、「コロナかもしれない」という不安はありつつも、すぐに熱も引いたので「風邪であって欲しい」と思いつつ小児科で受診。(けど、何か嫌な予感はしてたんだよなぁ…)

先生は「今の様子を見ている限り大丈夫だと思いますが、こんなご時世ですし、念のためにやっておきましょうか」と抗原検査。

お鼻の穴を奥までグリグリ、必死に抵抗するささみりん。

先生、容赦なくグリグリ。必死に抵抗するささみりん。

結果は陽性。

驚く先生。だろうなと思うささみりん。

陽性確定から宿泊療養地の決定連絡まで

抗原検査による陽性結果が出てからの対応は予想よりも早くて、以下のスケジュールで淡々と話が進んで行きました。


12月14日 21:00…腰骨に痛み、深夜に発熱
12月15日 20:30…陽性判定、かかりつけ医が保健所に連絡
12月16日 09:30…保健所による電話問診
    (症状毎にトリアージ、ホテル療養を言い渡される)
12月17日 17:00…宿泊療養先の決定連絡
12月18日 10:30…ホテル療養開始。


確かに、コロナ陽性の判定を受けてからホテルに入所するまでの期間は3~4営業日掛かっているので、遅いと言えば遅いけど、軽症者への対応スピードは正直これが限界なのかなとも思いました。

もちろん、自宅療養が長引けば、家庭内感染のリスクが増えたり、やむを得ず外を出歩く人が増えるリスクも増えるので、早急な軽症者の回収と隔離は大事です。

けれど、各部署への取次と連携を考えれば、現状からのスピードアップに予算を回すよりも、もっと他へ予算を回すべき項目が多いのが実情なのだと思います。(特に病床確保・重症者への対応予算)


という訳で、只今ホテルで療養中です。

今回は僕がコロナに感染した背景と、感染した直後からホテル療養が決定されるまでのざっくりした流れを書きました。

なんか、日をまたいで書いた記事なので、文章全体がちぐはぐな気がしますがまぁいいや(笑)

この他にも、いくつか書きたい日記ごとがあるので、気が向いた時にまた書きます。

という訳で、コロナの感染は「なる時はなる」ので、そん時は腹を括りましょう。


■追伸■
記事にもある通り、コロナに感染したうちの義父ですが、僕がホテルの療養先が決定した日に他界しました。

僕のような無名のフリーランスを快く引き受け、今の妻との結婚を許して下さったのも義父のお陰です。

本当にお疲れさまでした。そして今まで本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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