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コロナで騒ぐクソメディアと、煽られて不安になる人に言いたい事

こんちゃーす。
ささみりんです。

今回は表題にもあるとおり、2020年11月の現在、やたらとコロナ関連でメディアが騒ぎ出したのを見て、水を差したい気分になったので記事を書きました。

別に僕はコロナの専門家でも、「マスクする奴はバカw」みたいなホリエモン信者でもないですが、少し思う所があるので記事に起こさせて下さいませ。

今回も例の如く、推敲ナシの一発書きですが、ぜひコロナの感染者増で不安な気持ちになった人は読んでくれたらなぁと思います。


今のメディアがキモい理由と本来のメディアのあるべき姿

先に結論から言うと、今回のコロナの感染者増は「単なる風邪として一般普及し始めた」という印象が強いです。(理由は後述)

と言うのも、季節的要因(気温低下・密室時間の増加・湿度の低下等)によって、感染者数が増えることは、前々から言われていた事です。

にも拘らず、感染者数が増えたと同時にメディアが深刻そうな顔をしながら報道しているのをみると心底「こいつらマジでキモイな」と思う訳です。


と言うも、本来のメディアの立場であれば、コロナの感染者増の仮説は4月ごろから言われていた事なので、事前の周知徹底をするのが本来の性分です。

にも拘らず、「感染者数が今日も過去最高になりました!」という不安しか煽らないのは、クズ以外の何者でもないと。

この時、メディアの本来やるべき事は、不安を煽って注目を集め視聴率を高め広告費をせしめてニヤつくことではなく、1月と10月の症状(重篤化率や致死率)にどの程度の違いが起きているのかなどの「科学的・医学的な違いの比較」の報告です。

情報で煽ってパニックを誘導するのではなく、落ち着いて対応させる情報を届けるのがメディアの本分だろうにとまず言いたい。


見るべきは、もはや新規感染者数ではない


んで、メディアでも「第三波か!?」みたいな煽り方をしている通り、確かに比較すべき山は3か所あります。それが以下の通り。

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上の画像はスマートニュースの新規感染者数のグラフを適当にキャプチャしたものですが、グラフだけを見れば大きな波が3つに分かれているのが分かります。

さて、ここで問題なのが、僕らは一体どこを見てコロナの危険度を推し量ればいいのか?という事です。


確かに、メディアの言う通り、新規の感染者増だけを比較して行けば、(恐らくですが)第三波による感染者増の割合は過去最大になる可能性は高いです。

ですが、これは「ウィルスがより人間との共存を目指して一般化した」という考え方が本来の見方なんですが、どうもメディアはそういう報じ方をしないみたいです。(理由は謎です。)


今の時期に見るべきは「致死率」と「重篤化率」


そして、見出しにも書いた通り、ウィルスの危険性を考える時にまず重要視すべきは「致死率」と「重篤化率」の2つです。

単純な話、無害なウィルス(ヘルペスなど)が感染者数を大々的に報じないのは「人が死なないから」です。風邪も一緒です。

一方、エボラ出血熱などが大々的に報じられるのは「人が死ぬから」であり、一時期のHIVウィルスがパニック的に報じられていたのも「治療薬がなく人が死に至るから」という"イメージが先行したせい"です。

※実際には、HIVの発症を抑える薬は開発され、HIVに関する啓蒙は日々行われています。

要するに、ウィルスの危険性を図りたいなら「どの程度の割合で人が死ぬのか?」という客観的な数字をまずは抑えておく必要があるのです。


んじゃ、今回のコロナウィルスの致死率はどうなっているのか?

さっきのスマートニュースのグラフを元にざっくり計算してみると以下の通り。

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本来なら、計測日数を同じにして一定期間中に発生した感染者数と死亡者数で致死率の計測をした方がいいんでしょうが、月別の比較グラフがなかったのと、計算が面倒だったので、累計感染者数と累計死者数を使った超雑な単純計算をしました。

んで、小学生でもできる計算をした結果、圧倒的に致死率は下がっている(危険性が下がっている)という事実が目に見えて分かるという事です。

そして、累計計算で雑に計算してもこの毒性ですから、きちんと一定間隔で計測した数字で比較をすれば、さらに致死率が下がっていることが容易に確認できるはずです。(暇な人はやってみてどーぞ)


んじゃ、世界の致死率はどうなっているのか?


んじゃ、これが日本だけの話なのかと思い、これまたスマートニュースのグラフを元に、世界の累計感染者数と累計死者数で雑な致死率の計算をした結果がこちら。※面倒なので下4桁は四捨五入。

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という訳で、世界的な統計に落とし込んだ方が、致死率が圧倒的に下がりつつあるのがよく分かります。

逆にこれを見ると、世界的に見て第一波がヤバすぎて、なんで日本の致死率がこんなに低かったのかの研究をぜひして欲しい所です。

また、より正確な致死率の比較をしたい場合は、先と同様、一定期間の間隔に区切って比較すると、致死率の低下スピードの速さに驚くと思います。


なぜ、これだけアホは騒ぎたいのか?


もちろん、この記事を読んでいる人の中にはコロナによって亡くなった家族を持つご遺族の方がいるかもしれません。

また「致死率1%でも100人に1人が死ぬんだぞ」とか「数が問題じゃないんだぞ」という主張をしたい人の気持ちも分かります。

ですが、それとこれとは話が別です。

まず僕らが考えていたのは、「このウィルスの危険度が下がったのか上がったのか」の話です。

別に致死率1%だから無視していいよとは誰も言ってません。むしろ、季節性インフルエンザと比べたら十分高いです。(季節性のインフルエンザの致死率は0.1%程度

けれど、まずは事実として今回のコロナの感染者数が増加している事象は、4月や8月と比べて、どの程度の危険度に変わっているのかを考える必要があるという事です。

そして、その傾向を踏まえた上で、僕らはどういう行動を取るべきなのかを自分たちで考えることが大切だと言うことです。


あと、ついでに言っておくと「人が死ぬことが問題なんだ!」と騒ぎたい人は、2019年の交通事故による死者数は3,215人ですし、2018年のインフルエンザの死者数は3,325人ですが、今のところそっちによる死者数の方がコロナよりも多いです。

もっと言えば、早期発見で分かる女性の乳がんの死者数は2019年で14,838人ですし、子宮筋腫は4人に1人の女性がなると言われていますし、2019年の自殺者数は19,959人です。

致死率やら死者数のことを声高に言って騒ぎたいのなら、もっとそっちを声高に騒いでみたらいいのにと思うのは僕だけでしょうか。


騒ぐのではなく、いつも通りの「新しい日常」を


もちろん、コロナの致死率が4月や8月に比べて低下し、毒性が弱まったと考えても、この国がコロナに対する指定感染症の見直しを行わない限り、

もしも感染しちゃったら医療従事者にはもちろん、家族・職場・学校etc 事実として色んな所に迷惑が掛かることには違いありません。(指定感染症のままだと対応マニュアルが変わりませんから…)詳しくはこっち


なので、僕は「コロナなんて無視しちゃいなよ」なんて微塵も思いませんし、マスクもすれば手洗いもします。

コロナはコロナとして考えて、いつも通りの「新しい日常」を過ごせばいいのにと僕は思う訳です。

 ・家に帰ったら手を洗う
 ・外出するときはマスクを付ける
 ・混雑した場所は極力避ける

言うて、たかがこれだけの対策です。

これだけやってりゃ、かなりの確率で感染拡大を予防できるという話は、色んな疫学論者様が言っているのだから、そこは信じでおけばいいと僕なら思います。

何より、「マスクしろおじさん」とか「自粛警察」とか「マスクでギョーザww」みたいな、面倒くさい生き物はいつの時代も現れる訳なので、そういう無益なトラブルに巻き込まれないためにも、僕はマスクくらいつけりゃいいのにと思うのです。


考えるべきは、コロナパニックに「巻き込まれる人」を減らすこと


これが最後になりますが、今回の雑な計算でも分かる通り、明らかにコロナの毒性は弱まっています。

そして、コロナの感染者数が増えたという事は、「ウィルスが人間との共生を目指して毒性を弱めた」とも捉えることができます。

実際、致死率が高すぎると感染が拡大する前に媒介が死んじゃうのでウィルスは繁栄ができません。

そのため、一般的には、ウィルスは感染が拡大して行くと毒性が弱まる傾向があると言われています。(その辺の詳しい理由は各自でググって)


んで、むしろ僕らが今後の感染拡大で考えるべきは以下の3つ。

 ・アホが騒いでパニックを拡大させた時、僕らはどう対処すべきか?
 ・コロナ騒動が拡大した時、もっとも割を食う人たちは誰か?
 ・コロナ騒動の裏で、ひっそり得をしている人たちは誰か?

この視点で今回のコロナ騒動を見守っていくと、また違った世の中の見え方ができるので、ぜひ今回の第三波、生暖かく見守って行きましょう。

もちろん、面倒ごとに巻き込まれないためにも、手洗いとマスクはしましょうね!ギョーザ大好き!



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