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2020年、負を見つめた1年
いつも通りのペースで書いていく。何だか頭と体が動かない。
こんな書き出しして自分を哲学者か何かと勘違いしている野郎だと思った人、正解だ。
僕は自分がこうやって文章を書くのが嬉しい。そしてこういう自分は好きだ。
コロナで始まった1年
よっしゃ今年も頑張るかーって思った矢先にコロナウイルスの報道が出た。
春休みが延びた。正直嬉しかったのだ。もっと自由に使える時間が多いと。野球ができると。
最初のうちはそうだった。僕は家から車で大学まで20分ほどかかる。だからオンライン授業になって便利だった。最初のうちは、だが。
負の溜め込み
人間は正と負の部分があると思う。でもそれは一つの特徴が文脈によって変わるだけというものだとも思う。
例えば、飽きっぽいみたいなのは切り替えが早いとも言える。一つのことに熱中するということは、他の物事をしれないということも言える。要は二面性のことだ。
まあそんな難しいことはどうでもいいが。家と外では顔を使い分けてるのではないだろうか。
外では比較的正の部分を見せようと頑張る。もしくは負の部分を正の部分に見せようとする。ファッションとか、顔を洗うとか、メイクするとか、髪を整えるとか、全てそう。
プラスをよりプラスに、マイナスをゼロ以上に。そういうことだと思う。
だからその反動で家は負が溜まるんだと思う。ゴミ、着ない洋服、貰い物で処理できないメモ帳、チラシ、靴、ハンガー、何となく使いそうで使わなかったキーボード…
とにかく多くある。
負の溜め込みで生きていく、向き合うということ
リモート、オンライン授業はそこが辛い。勿論、孤独を感じやすいということもある。人によってはそれが一番だ。
でも、多くは負の部分と向き合うことに耐えられないんだと思う。それでも外出している人は向き合うことに逃げたというより、それが当たり前だ。動物として正しい。
とにかくオンライン授業の終盤は酷かった。精神状態が。知らないうちに蝕まれていっていた。だって負が日常だから。負を出すのは家が最もいいのだ。
負は捨てられる、あっても良いものを選ぶ
僕はそれに気がついた。というより気がつかされた。
あえて名前は出さないがよく自分のキャリアの話を聞いてもらっている先輩に言われた。
多分お前は自分の思っている数倍は傲慢で自分のことが好きだよ、と。
その瞬間、確信だけが自分の中にキタ。言葉にできなかったけど、言葉にしたくてもしたくなかった部分を言われた気がした。文字だけで見るとめちゃくちゃ詰められたように見えるかもしれないが全くそんなことはない。
確か教育実習に行く直前だったように思う。とにかくあの時は衝撃から泣くのを我慢することと、現実を受け止めるので精一杯だったと思う。
俺だけは違う、俺だけは特別だ、個性のある人間で世界に1人だけの人間だ、と。
それは夢だったかも、ただの桃源郷だったのかもしれないと思いたくなかった。俺は俺のまま認めて欲しかったと思ってた。
でも違った。
ただの傲慢な人間だったのかもしれないか。
ムキになった分向き合った
この事実を知ってより悔しかった。誰かと比べてというより、自分の人生が悔しかった。
何でこんな上手くいかなくなるんやと。
でもそんなこと言ってもしょうがない。まずは諦める、認めることからはじめた。
例えば嫉妬する感情だったり、夜早く寝られないことだとか、課題を終わらせられなかったり…
あぁ、この自分ヤバいではなく
仕方ないかぁ、今の自分には無理なんだ、まあその事実認識できただけでいいやと。
これが多分ステージ1だと思う。認める、諦める。まずはこれから。とにかく自分という人間を見つめることになる。無理だと納得させるには自分の中の理由が必要だからだ。
捨てる捨てる捨てる
それからとにかく物を捨てた。精神の中で物を捨てるのもそうだが、物理的に物を捨てると分かる。負はものに現れる。だから捨てられる。
その分詰めてみよう
捨てた。ふを見つめられた。余白ができた。
いい余白だ。でもこれが長く続くと心がつまらなくなる。
めちゃくちゃ諦める日々が続いてたら本当につまらなかった。だから何をやるのか。
そうだ、詰めよう。この感じなら詰められる。
これだよ2021
あー書いてたら年越した。気分は2020で書いてたから飽きてしまった。
僕これからどんな良い物を余白に詰めて入れ替えをできるのか。それがテーマかもしれない。
最強っていいな。やっぱ最強っていい。僕は最強に近づいたかどうかで物事を考える癖をつけてみた。
そしたら良いものだ。どうやって最強に近づけて失敗を終われるかということに頭が切り替わる。これはいい。この先もできたらもっと良い。
頑張ろう。2021。おわり。
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